ルノーサムスン企業労働組合(ルノーサムスン労組)は10日、53回目の部分ストに突入した。昨年6月以降10カ月にわたり進行中である賃金・団体協約交渉に向けた実力行使だ。9日の25回目の交渉でルノーサムスン労組は人事権を追加で要求した。労働者を転換配置する場合に労組の合意を受けなければならないという内容だ。ルノーサムスンのイ・ギイン製造本部長(副社長)は「労使交渉・ストの長期化に責任を痛感する」として辞表を提出した。
ルノーサムスン釜山(プサン)工場は存廃の岐路に立たされている。釜山工場で生産する日産自動車の準中型スポーツ多目的車(SUV)「ローグ」の生産契約が9月で終了する。ルノーグループ本社は先月ローグの委託生産台数を10万台から6万台に縮小した。ルノーサムスンはローグの委託を一時的に追加割り当てを受ける案を推進したが労使対立長期化で事実上難しくなった。
ルノーサムスン釜山(プサン)工場は存廃の岐路に立たされている。釜山工場で生産する日産自動車の準中型スポーツ多目的車(SUV)「ローグ」の生産契約が9月で終了する。ルノーグループ本社は先月ローグの委託生産台数を10万台から6万台に縮小した。ルノーサムスンはローグの委託を一時的に追加割り当てを受ける案を推進したが労使対立長期化で事実上難しくなった。
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