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韓国、「独島名誉住民」4万5000人時代…外国人住民に日本人も13人

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2010年11月から発行中の独島名誉住民証(写真=独島管理事務所)

「独島(ドクト、日本名・竹島)名誉住民」4万5000人時代が近づいている。2010年11月に「独島名誉住民証」発行を開始してから8年余りでだ。

独島管理事務所は28日、「今月27日0時基準で独島名誉住民証発行者は4万4855人」と明らかにした。独島名誉住民になったことを意味する独島名誉住民証の発行は、独島に上陸したり船に乗って独島を1周以上旋回したりした国内外の訪問客が申請して受ける。独島管理事務所は一定の資格を設けていて、その基準を満たせば独島名誉住民証を発行する。

韓国の代表的な独島領有権強化広報策だ。住民登録証と似ている。横8.5センチ、縦5.4センチの大きさで、鬱陵郡守の職印が押されている。「鬱陵島(ウルルンド)、独島天然保護区域管理条例第11条に基づいて発行されます」と書かれていて、太極旗(韓国の国旗)、独島の写真が入っている。独島旅客船の乗船券などを独島管理事務所に提示し、インターネットを利用して発行を申請すれば郵便で名誉住民証が送られる。無料だ。


4万4855人のうち1667人はナイジェリア・スーダン・中国など104カ国の国籍を持つ外国人だ。このうち日本人は13人。日本人留学生、交換学生、観光客などだと独島管理事務所側は説明した。単に独島を訪問しただけでなく、独島領有権について認識しながら独島名誉住民になると申請し、住民証を受けたということだ。2017年末に独島管理事務所が調べた結果、独島を訪問した日本人は約100人。独島管理事務所の関係者は「独島訪問のためには鬱陵島で旅客船に乗るが、旅客船会社は団体のうち外国人が何人、韓国人が何人と申告する」とし「海洋警察などを通じて特異履歴が確認される日本人でなければ、紛争を憂慮して上陸を拒否することはない」と話した。

独島名誉住民の中には歌手やスポーツ選手もいる。歌手のチェ・ジニさん、ヒョン・スクさん、コメディアンのキム・ヒョンインさん、柔道金メダリストのチェ・ミンホさん、バスケット選手のヤン・ヒソンさんなどだ。

独島名誉住民証を受ければ、期間別に鬱陵島に入る旅客船料金が10-40%割引される。鬱陵島観光施設の利用料も鬱陵郡民並みに割引される。鬱陵島のモノレールやケーブルカーなどの施設だ。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2016年7月25日に独島に上陸し、施設を視察して独島警備隊員を激励した。芳名録には「東海(トンヘ、日本名・日本海)の我が領土」と書いた。その後、鬱陵郡が独島名誉住民証の発行を検討するという話があったが、まだ発行されていないことが分かった。

一方、日本の小学生が来年の新学期から使用する教科書には「竹島は日本固有の領土で、韓国が不法占拠している」という内容が入る。日本文部科学省が最近、こうした内容が入った教科書を承認した。韓国外交部はこれを強く糾弾し、承認の撤回を求めた。



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