韓国政府が錦江(クムガン)・栄山江(ヨンサンガン)などの4大河川堰を解体するのにかかる時間を3年程度と予想しているが、外国の専門家は解体するまでにはもう少し時間を取って慎重に接近するよう忠告した。
27日、環境部の4大河川調査評価団専門委員会の主催で、ソウル中区(チュング)コリアナホテルで開かれた「我が国の川の自然性回復のための国際シンポジウム」で、日本九州の環境団体「自然観察くまもと」のつる祥子代表はテーマ発表を通じて「熊本県球磨川にあった荒瀬ダムが2018年3月に完全に撤去されたが、撤去されるまで6年間にわたり6段階で進められた」と紹介した。
つる氏は「2010年にダム撤去が決まり、すべての水門が開かれたが、ダムの撤去は2年後に始まった」とし「川底の堆積物が一度に下流に押し流された場合、否定的な影響を与えるおそれがあったため、まず堆積物の状態を綿密に分析した」と話した。
荒瀬ダムを撤去する時、部分部分を段階的に撤去して堆積物が少しずつ流れるようにしたということだ。結局、2010年から8年かけてダムを慎重に解体した。
荒瀬ダムは長さ210.8メートル、高さ高さ25メートルあり、1954年に建設された。1965年の洪水の時には、ダムから水を突然放流したため住民の被害が大きかったという。日本政府は、洪水防止を名分に規模がさらに大きな川辺川ダムを推進して住民からの激しい反対を受け、住民は2001年から荒瀬ダム撤去運動を本格的に進めた。
2009年9月熊本県知事が川辺川ダムの反対を公式化し、2010年1月には荒瀬ダムの撤去が決まった。
つる氏は「河口の干潟などで絶滅危惧種が再び姿を見せるようになるなど、荒瀬ダムが撤去されたことによって球磨川の生態系が回復しているが、依然として瀬戸石など他にもダム2基と堰3カ所が残っていて効果は限定的」と話した。
これに先立ち、韓国環境部は先月22日、錦江の世宗(セジョン)ポ(さんずいに伏、堰を意味する)と公州ポ、栄山江の竹山ポに対して解体方案を提示した。経済性評価では今年から2022年まで3~4年内に解体することを基準として解体費用が算定された。
27日、環境部の4大河川調査評価団専門委員会の主催で、ソウル中区(チュング)コリアナホテルで開かれた「我が国の川の自然性回復のための国際シンポジウム」で、日本九州の環境団体「自然観察くまもと」のつる祥子代表はテーマ発表を通じて「熊本県球磨川にあった荒瀬ダムが2018年3月に完全に撤去されたが、撤去されるまで6年間にわたり6段階で進められた」と紹介した。
つる氏は「2010年にダム撤去が決まり、すべての水門が開かれたが、ダムの撤去は2年後に始まった」とし「川底の堆積物が一度に下流に押し流された場合、否定的な影響を与えるおそれがあったため、まず堆積物の状態を綿密に分析した」と話した。
荒瀬ダムを撤去する時、部分部分を段階的に撤去して堆積物が少しずつ流れるようにしたということだ。結局、2010年から8年かけてダムを慎重に解体した。
荒瀬ダムは長さ210.8メートル、高さ高さ25メートルあり、1954年に建設された。1965年の洪水の時には、ダムから水を突然放流したため住民の被害が大きかったという。日本政府は、洪水防止を名分に規模がさらに大きな川辺川ダムを推進して住民からの激しい反対を受け、住民は2001年から荒瀬ダム撤去運動を本格的に進めた。
2009年9月熊本県知事が川辺川ダムの反対を公式化し、2010年1月には荒瀬ダムの撤去が決まった。
つる氏は「河口の干潟などで絶滅危惧種が再び姿を見せるようになるなど、荒瀬ダムが撤去されたことによって球磨川の生態系が回復しているが、依然として瀬戸石など他にもダム2基と堰3カ所が残っていて効果は限定的」と話した。
これに先立ち、韓国環境部は先月22日、錦江の世宗(セジョン)ポ(さんずいに伏、堰を意味する)と公州ポ、栄山江の竹山ポに対して解体方案を提示した。経済性評価では今年から2022年まで3~4年内に解体することを基準として解体費用が算定された。
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