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【コラム】反日感情の助長は三・一精神に背く=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「自己を策励するのに急なわれわれには、他人を怨みとがめる暇はない。現在を綢繆(ちゅうびゅう)するのに急なわれわれには、宿昔を懲辨(ちょうべん)する暇はない。今日われわれがなさねばならないことは、ただ自己の建設だけである。決して他を破壊するものではない」。

三・一独立宣言書に出てくる言葉だ。100年前、祖先は韓民族を銃刀で抑圧した日本を敵とするのではなく、自らを立て直すために三・一運動をするという事実を明確にした。民主・平和・非暴力を前面に出した三・一運動の精神は大韓民国建国理念として憲法の前文に生きている。

三・一運動100周年を迎えた我々は三・一運動の精神に忠実に生きているのか。韓完相(ハン・ワンサン)三・一運動および臨時政府樹立100周年記念事業推進委員長は中央日報との対談で「三・一精神の核心は『先制的な愛の実践』『先制的な正義の実践』『先制的な平和の構築』」とし「三・一精神は100年が過ぎた現在でも全く到達できていない」と述べた。


最近韓国で見られる反日感情の助長は三・一精神に真っ向から背く。先制的に愛・正義・平和を実践するのでなく、先制的に日本を排斥しているからだ。20万ウォン(約2万円)を超える小中高校の日本製品に対して「日本戦犯企業」ステッカー付着を義務づけようとする京畿道(キョンギド)議会の条例案は効果がないうえ、日本の反発を招く事案だ。日本の経済的報復と共に韓日米安保連携の亀裂を呼ぶため、墓穴を掘るような行為だ。

全国17の市・道教育庁のうち10の教育庁が校歌の作詞・作曲者の親日履歴を調査して変更するというのも度が過ぎる。作詞・作曲者の親日履歴は民族問題研究所が2009年に出した『親日人名辞典』登載を基準に判断する。問題は親日選定基準が恣意的だという批判があるうえ、歴史的な人物に対する評価を親日という基準で画一化するのも問題がある。こうした動きは崔章集(チェ・ジャンジブ)高麗大名誉教授が指摘したように「官製民族主義」といえる。

中国は大躍進運動・文化大革命で数千万人を犠牲にした毛沢東に対して「功が70%、過が30%」と評価する。日帝35年間の一断面だけを見て歴史的な人物を親日と罵倒するのは我々の歴史を狭めるだけだ。孔子は「君子は言を以て人を挙げず、人を以て言を廃せず」と言った。親日の履歴があるという理由で良い作品を捨てるのは望ましくない。

日本との関係悪化は韓国と日本の両国にプラスにならない。北核脅威の解消と中国の浮上への対応、韓日米安保連携にマイナスの影響を与えるからだ。韓日関係は安倍政権の登場以降、日本の右傾化で下降線をたどっている。さらに文在寅(ムン・ジェイン)政権の発足後、慰安婦合意文が事実上破棄され、韓国最高裁が強制徴用賠償判決を出したことで、さらに悪化している。

日本との関係を正常化するにはまず過去の問題を解決する必要がある。韓日は、関係の悪化は両国にプラスにならないという事実を直視し、真摯に過去の問題の解決を模索しなければいけない。申ガク秀(シン・ガクス)元駐日大使は「両国の最大の懸案となった慰安婦問題と強制徴用問題の一括妥結を図るべき」と述べた。またシャトル首脳外交を含む政府と民間の多様な交流を定例化する必要がある。そうしてこそ事案が発生した時に感情的に対応せず、対話で解決できる雰囲気が形成される。

壬辰倭乱(文禄・慶長の役)後、『懲ヒ録』の著者・柳成龍は「日本との和平を失うべきでない」と強調した。三・一運動100周年を迎え、韓日関係が最悪に向かう今、文在寅大統領はこの言葉を深く考えるべきだろう。

チョン・ジェホン/コンテンツ制作エディター/論説委員



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