鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官が「西海(ソヘ、黄海)守護の日」を「好ましくない南北間の衝突、天安艦、こういうもの含め、すべてを合わせて追悼する日」と述べ、野党議員の激しい批判を受けた。
鄭長官は20日、国会で開かれた外交・統一・安保分野の対政府質疑で、白承周(ペク・スンジュ)自由韓国党議員が「西海守護の日」行事に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が出席しない問題を指摘しながら「西海守護の日がなぜつくられたのかを説明してほしい」と要請すると、このように答えた。白議員が「挑発か衝突か」と繰り返し尋ねると、鄭長官は「北朝鮮の挑発によって衝突があった」と訂正した。
また、尹相ヒョン(ユン・サンヒョン)韓国党議員が「元将官400人ほどが鄭長官を叱責している。なぜ安保を崩すことに率先するのか」と指摘すると、鄭長官は「予備役は誤った知識で理念的な部分のためそのように話している」と答えた。尹議員が言及した予備役団体は1月に発足した「大韓民国守護予備役将星団」で、9・19軍事合意の破棄を主張してきた。
この日の対政府質疑は2回目の米朝首脳会談の決裂後の対応と文在寅政権の国際連合(UN)対北朝鮮制裁違反疑惑が主な争点だった。兪奇濬(ユ・ギジュン)自由韓国党議員は李洛淵(イ・ナギョン)首相に国連傘下の対北制裁委員会専門家パネルの報告書を根拠に「開城(ケソン)工業団地南北連絡事務所に我々が運んだ精製油は国連制裁違反」と問いただした。
李首相は精製油340万トンが入っていた事実を確認しながらも「国連が違反と判定したわけではない」とし「それについてはノート(Note)と書かれている。猶予または注目という意味であり、違反でない」と反論した。
兪議員は昨年9月の3回目の南北首脳会談(平壌)当時に文在寅大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が共に乗ったベンツリムジンが国連報告書制裁対象と指摘された部分についても質問した。李首相は「文大統領がベンツに乗ったこと自体は制裁違反でない。北朝鮮の車両購買が制裁違反なら国連が対応するだろう」と答えた。
質疑をした野党議員らは2回目の米朝首脳会談の決裂を強く批判した。尹相ヒョン議員は「文在寅政権がハンドルを握ったというが、逆走している」「北の非核化は完全な詐欺であり、文政権がこの詐欺の保証人」と発言した。「文政権は北の政権の好みに合わせる屈従外交、従北外交の道を進んでいる」(金栄宇韓国党議員)、「非核化はすでに水の泡になった」(キム・ジュンロ正しい未来党議員)などという批判が続いた。
政府側は「今は北の意中を聞いて説得できるなら説得すべき局面」(李洛淵首相)、「北の非核化はないと断定するのは問題」(康京和長官)と答えた。
鄭長官は20日、国会で開かれた外交・統一・安保分野の対政府質疑で、白承周(ペク・スンジュ)自由韓国党議員が「西海守護の日」行事に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が出席しない問題を指摘しながら「西海守護の日がなぜつくられたのかを説明してほしい」と要請すると、このように答えた。白議員が「挑発か衝突か」と繰り返し尋ねると、鄭長官は「北朝鮮の挑発によって衝突があった」と訂正した。
また、尹相ヒョン(ユン・サンヒョン)韓国党議員が「元将官400人ほどが鄭長官を叱責している。なぜ安保を崩すことに率先するのか」と指摘すると、鄭長官は「予備役は誤った知識で理念的な部分のためそのように話している」と答えた。尹議員が言及した予備役団体は1月に発足した「大韓民国守護予備役将星団」で、9・19軍事合意の破棄を主張してきた。
この日の対政府質疑は2回目の米朝首脳会談の決裂後の対応と文在寅政権の国際連合(UN)対北朝鮮制裁違反疑惑が主な争点だった。兪奇濬(ユ・ギジュン)自由韓国党議員は李洛淵(イ・ナギョン)首相に国連傘下の対北制裁委員会専門家パネルの報告書を根拠に「開城(ケソン)工業団地南北連絡事務所に我々が運んだ精製油は国連制裁違反」と問いただした。
李首相は精製油340万トンが入っていた事実を確認しながらも「国連が違反と判定したわけではない」とし「それについてはノート(Note)と書かれている。猶予または注目という意味であり、違反でない」と反論した。
兪議員は昨年9月の3回目の南北首脳会談(平壌)当時に文在寅大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が共に乗ったベンツリムジンが国連報告書制裁対象と指摘された部分についても質問した。李首相は「文大統領がベンツに乗ったこと自体は制裁違反でない。北朝鮮の車両購買が制裁違反なら国連が対応するだろう」と答えた。
質疑をした野党議員らは2回目の米朝首脳会談の決裂を強く批判した。尹相ヒョン議員は「文在寅政権がハンドルを握ったというが、逆走している」「北の非核化は完全な詐欺であり、文政権がこの詐欺の保証人」と発言した。「文政権は北の政権の好みに合わせる屈従外交、従北外交の道を進んでいる」(金栄宇韓国党議員)、「非核化はすでに水の泡になった」(キム・ジュンロ正しい未来党議員)などという批判が続いた。
政府側は「今は北の意中を聞いて説得できるなら説得すべき局面」(李洛淵首相)、「北の非核化はないと断定するのは問題」(康京和長官)と答えた。
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