チョン・チャニョン・アフリカTV代表
アフリカTVのチョン・チャンニョン代表は、動画時代を迎えてメディア・コンテンツ市場に「破壊的革新」が起きていると診断した。チョン代表は「スマート機器の発展スピードが想像以上に速い」とし「共有と拡散が必須要素として位置しながら、一人メディアは逆らうことはできない流れになった」と分析した。
韓国の一人メディアプラットホームの基礎を作ったアフリカTVは、YouTubeやツイッターなどグローバルプラットホームの荒々しい攻勢にも堅調な利益成長を維持している。その基盤はK-POPとともに韓国がコンテンツ競争力を持っているKゲームだ。チョン代表は「アフリカTVはプレイヤーアンノウンズバトルグラウンズ(PUBG)、スタークラフトなど主要ゲームのリーグ中継権はもちろん、コンテンツ製作能力も備えている」とし「グローバルゲーム市場の成長と共に影響力を大きくしていく」と話した。
韓国投資家はアフリカTVを「動画サイト」程度にしか認識していないが、事業拡張性が無尽蔵だというのがチョン代表の説明だ。代表的なものがフィンテック(金融技術)だ。アフリカTVは2016年に設立した海外先物ソーシャルトレーディングプラットホーム「FreeCap(フリーキャップ)」を株式市場に拡張する計画だ。このためにユアンタ証券と協業している。チョン代表は「『ピョルプンソン(星風船)』と呼ばれるプラットホーム内の貨幣をインターネット銀行に活用する方案も構想している」と話した。続いて「コマース、キャラクター、ブロックチェーンなどで事業領域を広げるだろう」と付け加えた。
韓経:「破壊的革新中のK-POP・Kゲーム…韓国が世界市場『本部』になる」(1)
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