韓国５人組ロックバンドＦＴＩＳＬＡＮＤ（エフティーアイランド）のチェ・ジョンフンさん側が飲酒運転事実は認めたが、この事実がメディアに報道されないようにしてほしいと親しい警察に頼んだという疑惑は否定した。

所属事務所ＦＮＣエンターテインメントは１３日に公式立場を出して「チェ・ジョンフンは２０１６年２月、梨泰院（イテウォン）で警察の飲酒取り締まりにひっかかり、２５０万ウォン（現レートで約２４万６０００円）の罰金と１００日の免許停止処分を受けてこれを履行した事実があることを本人を通じて確認した」と明らかにした。

チェ・ジョンフンさんは当時認知度がそれほど高くないと思い、事を荒らげずに処理しようと所属事務所に知らせないまま、恐ろしさのあまり間違った判断をすることになった点を後悔して反省していると釈明したとＦＮＣは伝えた。


ただし、所属事務所は「チェ・ジョンフンが報道機関や警察を通じていかなる請託もした事実はないということを確認した」と説明した。

続いて「チェ・ジョンフンが今後警察の取り調べに積極的に協力し、癒着などについてはっきりさせる予定」としながら「すべての捜査が終わるまで、予定された個人活動はもちろん、ＦＴＩＳＬＡＮＤのメンバーとしての活動も全面的に中断する」と明らかにした。

これに先立ち、この日警察は性行為映像を流布した歌手チョン・ジュニョンさんらが参加しているグループチャットルームで、チェ・ジョンフンさんの飲酒運転事件が言及されたことを公開した。

警察関係者は「過去に飲酒運転をした人がいるが、報道が出てくることを憂慮して、その部分を誰がかうやむやにしたという内容もある」と明らかにした。該当人物はチェ・ジョンフンさんであることが確認された。