開戦初期に大韓海峡海戦を勝利に導いた韓国初の戦闘艦「白頭山(ペクドゥサン)」(PC-701)。第2次仁川上陸作戦でも大活躍した。(写真=海軍)
未練なく放棄して1.4後退を断行したほどソウルは防御に不利な位置だったため、ひとまず戦線を安定的に維持できるところまで押し戻すことを決心した。そのためには付近にあらかじめ拠点を確保するのがよかった。リッジウェイは前年9月15日の仁川(インチョン)上陸作戦を思い出した。戦線が構築された北緯37度ラインからかなり離れているが、本格的な反撃を開始する以前に仁川港を先に奪還しておけば非常に有利になると判断した。
米軍撤収を防いだ「第2次仁川上陸作戦」37人の特攻隊(2)
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