2002年9月に北朝鮮を訪問した当時の小泉純一郎首相(左)と金正日(キム・ジョンイル)総書記(右)。(中央フォト)
同紙が言及した「2002年の状況」とは、米朝間の冷え込んだ関係のため「米国と近い」日本の存在感が強まり、北朝鮮が米国を動かすテコとして日本に接近する可能性のことだ。2002年1月にブッシュ大統領は一般教書演説でイラン、イラクとともに北朝鮮を「悪の枢軸」と名指しで批判した。当時反テロ戦争をしていた米国が地球上の代表的な「ならず者国家」として北朝鮮に言及し、「米国がイラクの次には北朝鮮を手を加える」という見方も広まった。
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