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V.I性接待疑惑、クラブ代表麻薬使用問題…規模拡大するバーニング・サン捜査

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

BIGBANGのV.I

ソウル江南(カンナム)の有名クラブ「バーニング・サン」事件に関する捜査が本格化した。クラブと警察の癒着、バーニング・サン内の麻薬使用や流通などの疑惑の一部が事実であることが明らかになり、アイドル・グループBIGBANG(ビッグバン)のメンバーV.I(29、本名イ・スンヨン)に対する各種疑惑が高まったためだ。

V.Iは28日午前、ソウル地方警察庁広域捜査隊で夜通し行われた聴取の後に出てきて「私に関連するすべての疑惑について調査を終え、麻薬などの部分は麻薬捜査隊が望むすべての措置を取った」と話した。毛髪と尿検査を自ら要求し、「ベトナム・ハッピーバルーン」写真で高まった麻薬疑惑を晴らすという意図だ。実際の警察の簡易薬品検査では陰性反応が出たと伝えられた。

しかし、V.Iが聴取されている間、所属会社YGエンターテインメントが多量の文書を破棄したという事実が同日明らかになり、証拠隠滅疑惑も提起された。YG側は「定期的な文書破棄」だったと説明した。


その他、V.Iが昨年フィリピンで開いた自身の誕生日パーティーに女性コンパニオンを動員したという疑惑まで提起された。YGは誕生日パーティーの疑惑については「コンサートなどすべてのスケジュールを全面中断し、今後行われる警察の捜査に積極的に協力する」とだけ答えた。

◆性接待あったか=広域捜査隊は26日からV.Iに対する調査を始めた。2015年にV.Iが外国人投資家に性接待をしようとしたという内容のスマートフォン・アプリ「カカオトーク」のやり取りが報道されたことに伴う措置だ。報道によるとV.Iはある職員に「A氏(外国人投資家)が望む通り全部してやって、アリーナ(江南のクラブ)のメイン3、4(テーブル)予約して。台湾からお客さんが来たみたいだ」と指示した。これに対し職員のキム氏が「席を確保して警護も付けて行くことにした。十分にケアする」と答えた。報道によればこの2人は「性接待が可能な女性を準備した」という内容もやり取りしていた。YGエンターテインメントは「本人に確認した結果、報道は捏造された携帯メッセージで構成されており、事実でないことを明らかにする」と解明した。これに対してV.Iは警察の調査に「性接待疑惑に関してメディアに報道された内容のカカオトークのやり取りをしたこともないし、3年以上過ぎたことで記憶もない」という趣旨で述べたと伝えられた。

◆V.I側近も麻薬疑惑=警察は26日には麻薬疑惑でバーニング・サン代表のイ・ムンホ氏の住居を押収捜索した。イ代表の麻薬使用の有無に関する国立科学捜査研究院の鑑定結果に基づいて執行した押収捜索だった。警察は「麻薬類の精密検査結果が一部到着した」とし、犯罪立証に近づいたということを示した。しかし、イ代表は「私を含め私の知人に麻薬をやる人はない」という立場を変えずにいる状態だ。イ代表はV.Iと親しい友人であり事業パートナーと知られる人物だ。警察はV.Iに近しいイ代表の麻薬疑惑が確認され次第、V.Iとの関連性も調査する方針だ。

◆バーニング・サンの株所有者が警察委員活動=バーニング・サンの株を所有するルメリディアン・ソウル・ホテルのチェ代表が江南(カンナム)警察署の警察発展委員会委員として活動していたという点も癒着疑惑を高まらせた。「警察業務遂行と利害関係がある者(風俗店などの運営者・従事者および関与者)」は委員に参加できないことになっている警察庁の例規違反だ。そのため「公正で合理的な治安政策樹立と警察行政の発展を図る」という設立目的に反し、地域の有志と警察の癒着窓口として活用されているという批判を受けることになった。チェ代表は昨年末まで委員として活動した。チェ代表の関係者は「(ホテルの)代表の前任者が2006年頃から参加してきた江南署警察発展委員会委員職を受け継いだもの」とし、「チェ代表が癒着の意図を持って委員職を務めたのではないと把握している」と伝えた。



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