トランプ大統領はこの日午後、文大統領に電話をかけ、「文大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と対話をしてその結果を知らせるなど、積極的な仲裁の役割をしてほしい」という意を伝えたと、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官が明らかにした。文大統領は「近くトランプ大統領と直接会って深みのある協議を続けていきたい」と述べた。トランプ大統領は米国に帰国する専用機「エアフォースワン」で電話会談をした。対話時間は25分だった。
文大統領は昨年6月の最初の米朝会談が取りやめになる危機を迎えた5月にも、非公開で板門店(パンムンジョム)北朝鮮地域を訪問して金正恩委員長と首脳会談をした。今回も似た形式の会談が行われる可能性がある。