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<第2回米朝首脳会談>正恩氏「第1通訳」ニュー・フェイス、シン・ヘヨン氏…第1回時の通訳は交代

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ドナルド・トランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の27日の第2回首脳会談に金委員長の通訳官として「ニュー・フェイス」の女性が登場し、目を引いた。

昨年6月12日のシンガポールでの第1回首脳会談ではキム・ジュソンという男性が英語通訳を担当したが第2回首脳会談では交替させられたことになる。ホワイトハウスが同日、米朝首脳の親交晩餐前に記者団に配布した資料で北朝鮮の通訳官は「Ms.シン・ヘヨン(Ms.Sin Hye Yong)」が参加すると明らかにした。

いつも以上に厳密で正確な通訳が要求される首脳会談の場で北朝鮮側の通訳官が交替させられたのは昨年の第1回首脳会談当時の通訳過程に問題があったことを傍証するのではないかという話が出ている。


統一研究院北朝鮮研究室のホン・ミン室長は「昨年6月の第1回首脳会談後から1カ月後の7月に米朝高位級会談が開かれたが、進展できずに膠着状態が続いたのは6月の首脳会談当時の誤訳のためという分析が専門家の間で提起されたことがある」と話した。首脳会談で金委員長が終戦宣言を提起し、トランプ大統領が「OK」したが、北朝鮮側はこれを「承諾」と受け入れたが、米国側は「理解した」程度で話したということだ。ホン室長は「北朝鮮が考えてもいなかった米国式、あるいはトランプ式話法があるが、このようなことがうまく伝わらなかった側面があり、そのような失敗を最小化するために通訳について考慮した可能性がある」と説明した。

これを反映するように昨年10月にマイク・ポンペオ米国務長官が北朝鮮を訪問した時もキム・ジュソン氏の代わりに新しい女性通訳官が登場した。だが、今回のシン・ヘヨン氏がポンペオ長官訪問の時に参加した女性通訳官と同一人物なのかは確認されていない。当時の女性通訳官もシン・ヘヨン氏も現在まで履歴などはベールに包まれている。

一方、イ・ヨンヒャン米国務省所属通訳局長は第1回米朝首脳会談に続き再びトランプ大統領の韓国語通訳を担当した。



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