トランプ大統領警護のためにベトナム近隣海域に配備されたジョン・C・ステニスハム姿(写真=米海軍)
米国大統領の海外訪問地の近隣に空母が待機するのは異例的なことだ。昨年6月のシンガポールでの第1回米朝首脳会談時には「空母警護」はなかった。もちろんジョン・C・ステニスハムは公式的にはIS追放作戦に動員中だが、空母を中東地域から外しベトナム海域に投じたのは会談場所を意識した措置という評価だ。一部ではベトナムが米国と修交を結んだ国ではあるが一時戦争をした社会主義国家であり、北朝鮮との過去の歴史的な縁を念頭に置いたものという話もある。ベトナムと首脳会談をする渦中に中国を狙ったのではないかといった分析も出ている。
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