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米国で現代自動車足踏みしている間に…日本車は躍進

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
年初に実施される権威ある米国の自動車評価で、現代自動車グループ系列ブランドの評価順位が下落した。米国消費者連盟が23日に刊行する月刊誌「コンシューマーレポート」で、現代自動車の高級ブランド「ジェネシス」がトップの座を明け渡した。ジェネシスは3位のポルシェ、4位のアウディなど有数のドイツ高級車ブランドより良い評価を受けたが、昨年1位を守るのには失敗した。

起亜自動車も6位から12位と順位が大きく下落した。上位20ブランドのうちテスラモータースが8位から19位と順位が最も大きく下がった。現代自動車は12位から10位に小幅に順位が上がった。

米市場調査会社のJDパワーが19日に発表した耐久品質調査(VDS)でも現代自動車は7位から8位、起亜自動車は5位から10位に順位が下落した。


自動車業界がコンシューマーレポートとJDパワーの評価結果に注目するのは、両社が世界の自動車ブランド・品質調査機関のうち最も信頼度が高いという評価を受けているためだ。JDパワーは実際に自動車を購入した消費者が177項目に対する耐久品質満足度を直接評価する。コンシューマーレポートも信頼性・顧客満足度など消費者部門の評価を反映するだけでなく、直接道路で走行評価をして評価する。

各調査機関が米国で販売しているモデルを専門的に評価するという点も注目される理由だ。米国だけで走行中の自動車は2億4000万台に達する。特に米国は世界のガソリンの40%を消費する世界最高の高級車市場だ。米国の自動車消費者の選択は現代自動車グループの業績に最も大きな影響を及ぼす。昨年現代・起亜自動車は全販売台数739万8975台の17.2%を米国で販売した。国別販売台数基準で最大の市場が米国だ。

韓国車が足踏みしている間に同じ評価で日本車は躍進した。今年のコンシューマーレポートで日本車ブランドのスバルはジェネシスを抜き初めて1位になった。マツダも13位から6位に上がり現代・起亜自動車を追い越すのに成功した。

こうした雰囲気は車級別評価でも目立っている。コンシューマーレポートが10クラスに分けて選定した「2019最高の車」のうち6クラスを日本車のスバルとトヨタが独占した。これに対し韓国は現代自動車の「コナ」が小型スポーツ多目的車(SUV)クラスで1位になっただけだった。今回の評価で順位が最も大きく上昇したブランドはBMWのミニで25位から15位に上がり、クライスラーのリンカーンは17位から8位に上がった。これに対し順位が最も大きく下落したのはテスラモータースだ。



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