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訪韓中の森本元防衛相「いまは両国が争うときではない」

ⓒ 中央日報日本語版

左から順に金辰浩大韓民国在郷軍人会会長、柳三男大韓民国星友会会長、森本敏元日本防衛相(写真=在郷軍人会)

昨年12月から始まり解決の糸口が見えない韓日間の哨戒機問題を解決するため韓国在郷軍人会の金辰浩(キム・ジンホ)会長と日本の森本敏元防衛相らが集まり懇談会を持った。

在郷軍人会の金会長と予備役将校の団体の星友会の柳三男(ユ・サムナム)会長は30日にソウルの国防コンベンションで森本元防衛相と昼食懇談会をしたと在郷軍人会が明らかにした。

森本元防衛相は国際政治学者で、安保専門家として民主党政権当時である2012年に防衛相を歴任した。在郷軍人会は「問題発生後初めての最高位予備役要人の訪韓。森本元防衛相と最近の韓半島(朝鮮半島)安保問題を議論し、韓日間の軍事的対立を早期に解決するため両国の重鎮が積極的に取り組もうと提案した」と伝えた。


1時間30分にわたり行われた懇談会で在郷軍人会の金会長は「韓日関係は過去の辛い歴史を持っているが軍事・安保領域まで影響を及ぼしてはならない」と話した。また「韓国と日本は最も近い隣国。米国とともに韓米日安保共助体制がいつになく重要な時に対立解消に向け軍重鎮が積極的に出て役割を果たそう」と説明した。

これに対し森本元防衛相は「いまは(韓日両国が)争う時ではなく、軍重鎮が関係正常化に向け努力しようということに共感する。2人の提案に共感する。両国の軍重鎮がこれまで積み重ねてきた交流協力と相互理解を基に韓日関係正常化に向けてともに努力していこう」と応じた。





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