<上>昨年、国産車内需販売1位を記録した現代自動車の準大型セダン「グレンジャー」。(写真提供=現代自動車)<下>昨年4月に発売されたフォルクスワーゲン準中型SUV「ティグアン(Tiguan)」。(写真提供=VWコリア)
輸出成績表も振るわなかった。2016年262万台(前年比-11.8%)→2017年253万台(-3.5%)→2018年244万台(-3.2%)と、3年連続で減少した。欧州・アフリカなどへの輸出は増えたが、最大の市場である米国で販売が伸び悩んだ。現代・起亜が伝統的に強い中東・中南米でも経済不安などの余波で力を出せなかった。昨年1~11月の輸出量が前年に比べて中東25.6%、中南米11.6%減少した。
一方、輸入車は販売が垂直上昇した。2016年25万2000台(-8.4%)→2017年25万1000台(-0.5%)と停滞していたが、2018年28万1000台で12%急反騰した。昨年の「BMW火災ショック」にもかかわらず、メルセデスベンツの好実績とフォルクスワーゲン(VW)・アウディの販売再開に後押しされて歴代最大の販売を記録した。特にVW・アウディは「ディーゼルゲート」を克服して2017年962台から昨年2万7840台に販売が伸びた。
問題は、来年米国・中国・欧州など「ビッグ3」市場の販売停滞が予想されるなど自動車産業をめぐる環境が容易ではないという点だ。現代自動車グループ・グローバル経営研究所によると、今年グローバル自動車市場販売規模は9249万台に至る見通しだ。昨年比0.1%増となる数値だ。グローバル自動車市場は2016年に初めて9000万台(前年比4.7%増)を突破した後、2017年1.8%、2018年0.2%と、成長の勢いが鈍化していた。米国・欧州は今年、それぞれ前年比1.4%、0.2%減少すると予想した。二桁成長を示していた中国市場も0.2%成長にとどまるとみられている。
漢陽(ハニャン)大学未来自動車工学科のソンウ・ミョンホ教授は「テスラはもちろん、アップルやグーグルのような情報技術(IT)企業が先を争って参入し、車両シェア市場が急成長するなど目まぐるしく変化する自動車市場の流れに乗り遅れれば一気に淘汰されかねない」とし「ノキアの没落を教訓にしてエコカーの開発を強化する一方、シナジーを出せる会社の合併・合併(M&A)に果敢に立ち向かう『破壊的革新』が必要だ」と話した。
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