国際サッカー連盟(FIFA)ランキング127位のトルクメニスタンが優勝候補の日本を驚かせた。逆転負けしたが、2ゴールを奪って善戦した。
トルクメニスタン代表は9日(日本時間)、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビのアルラーヤンスタジアムで2019アジアカップF組第1戦に臨み、日本(FIFAランキング50位)に2-3で惜敗した。
1992年、2000年、2004年、2011年にアジアカップを制した日本は大会最多優勝国だ。昨年6月のロシアワールドカップ(W杯)ではアジアの国で唯一16強入した。
長友佑都(ガラタサライ)、吉田麻也(サウサンプトン)、大迫勇也(ブレーメン)、堂安律(フローニンゲン)、南野拓実(ザルツブルク)などがメンバーに入っている。香川真司(ドルトムント)、岡崎慎司(レスターシティ)など名前がよく知られている選手は外れたが、華麗なメンバーがそろっている。
一方、トルクメニスタン代表はあまり知られていない。2004年の中国大会に初めて出場して2敗1分けに終わり、今回が15年ぶりのアジアカップ出場だ。ほとんどが自国のクラブに所属し、チェコでプレーする選手もいる。監督はヤズグリー・ホジャゲルディエフ監督だ。
5-4-1のフォーメーションで試合に臨んだトルクメニスタンは優勝候補の日本を相手に先制ゴールを奪った。前半26分にアマノフが強力なミドルシュートでゴールネットを揺らした。
トルクメニスタンは日本独特のパスサッカー「スシタカ(スシとティキタカの合成語)」で崩された。後半11分と15分に大迫に2ゴール、後半26分に堂安に1ゴールを許した。
トルクメニスタンは後半34分にアタエフがPKを決めた。敗れたとはいえ、パワーとスピードを武器に最後まで戦う底力を見せた。
トルクメニスタンは韓国人にも馴染みが薄い国だ。2008年にサッカー韓国代表はW杯アジア3次予選で2度対戦して勝利している。2016年に歌手チョン・ウンジが父との思い出を込めた曲を出しながら「父がトルクメニスタンで家族のために頑張って働いている」とコメントし、少し注目を引いた程度だ。
インターネットを検索してみると、トルクメニスタンは華麗な色彩で品質の良いカーペットが有名で、117人の女性が4カ月間かけて完成させた世界で最も大きな手製カーペット(横31.5メートル、縦12メートル)が出てくる。
中央アジアのトルクメニスタンはウズベキスタンと隣接している。仁川(インチョン)からトルコのイスタンブールを経由してトルクメニスタンまでフライト時間だけで計15時間40分にのぼる。2017年6月に「アシガバート・インドア・マーシャルアーツゲームズ」開幕を100日後に控えてトルクメニスタンを訪問したことがある。
。
首都アシガバートは韓国語で「愛の都市」という意味だが、「白の都市」という表現がふさわしい。空港からマンション、庁舎まですべての建物が白い。映画や漫画で見る仮想都市のようだった。
トルクメニスタンのグルバングル・ベルディムハメドフ大統領(61)がクリーンな国家イメージのため2014年から建物の外観を白く塗ることにしたという。
「トルクメン族の国」という意味のトルクメニスタンは1991年のソ連崩壊で独立した。国土の90%をカラクム砂漠が占めるトルクメニスタンは天然ガスの埋蔵量が世界4位。
国民に電気・水道・ガスをほとんど無償で供給してきたが、最近は財政的にやや厳しいという。国内総生産(GDP)は世界85位。ロシアと中国に依存した貿易関係を拡大する必要が生じている。
ニヤゾフ初代大統領の死後、2007年に執権したベルディムハメドフ大統領は2017年2月、得票率97.6%で3選を果たした。市内のあちこちに大統領の肖像画や銅像がある。
ベルディムハメドフ大統領は開放政策を通じて国際社会に加わろうとしている。元歯医者で保険部長官を務めたベルディムハメドフ大統領は、たばこの販売と室外の喫煙を厳格に禁止し、運動を強調するなど健康政策に取り組んでいる。
2017年9月に独立後初めて国際行事インドア・マーシャルアーツゲームズを開催した。建物の新築だけで50億ドル(約5000億円)を投入し,テコンドー、ボウリング、呪術など主に室内種目が行われた。
トルクメニスタンの人々は韓国人を歓迎する。トルクは「突厥」の発音だ。同じウラル・アルタイ系だった高句麗と突厥は強い同盟国だったと伝えられている。
多くのトルクメニスタン人はサムスンの携帯電話を使用し、現代自動車に乗っている。トルクメニスタンに進出した韓国建設会社が2008年から2015年まで受注した総額は93億ドルにのぼる。市民は韓国ドラマ『花より男子』を好むという。テコンドーも人気がある。
トルクメニスタン代表は9日(日本時間)、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビのアルラーヤンスタジアムで2019アジアカップF組第1戦に臨み、日本(FIFAランキング50位)に2-3で惜敗した。
1992年、2000年、2004年、2011年にアジアカップを制した日本は大会最多優勝国だ。昨年6月のロシアワールドカップ(W杯)ではアジアの国で唯一16強入した。
長友佑都(ガラタサライ)、吉田麻也(サウサンプトン)、大迫勇也(ブレーメン)、堂安律(フローニンゲン)、南野拓実(ザルツブルク)などがメンバーに入っている。香川真司(ドルトムント)、岡崎慎司(レスターシティ)など名前がよく知られている選手は外れたが、華麗なメンバーがそろっている。
一方、トルクメニスタン代表はあまり知られていない。2004年の中国大会に初めて出場して2敗1分けに終わり、今回が15年ぶりのアジアカップ出場だ。ほとんどが自国のクラブに所属し、チェコでプレーする選手もいる。監督はヤズグリー・ホジャゲルディエフ監督だ。
5-4-1のフォーメーションで試合に臨んだトルクメニスタンは優勝候補の日本を相手に先制ゴールを奪った。前半26分にアマノフが強力なミドルシュートでゴールネットを揺らした。
トルクメニスタンは日本独特のパスサッカー「スシタカ(スシとティキタカの合成語)」で崩された。後半11分と15分に大迫に2ゴール、後半26分に堂安に1ゴールを許した。
トルクメニスタンは後半34分にアタエフがPKを決めた。敗れたとはいえ、パワーとスピードを武器に最後まで戦う底力を見せた。
トルクメニスタンは韓国人にも馴染みが薄い国だ。2008年にサッカー韓国代表はW杯アジア3次予選で2度対戦して勝利している。2016年に歌手チョン・ウンジが父との思い出を込めた曲を出しながら「父がトルクメニスタンで家族のために頑張って働いている」とコメントし、少し注目を引いた程度だ。
インターネットを検索してみると、トルクメニスタンは華麗な色彩で品質の良いカーペットが有名で、117人の女性が4カ月間かけて完成させた世界で最も大きな手製カーペット(横31.5メートル、縦12メートル)が出てくる。
中央アジアのトルクメニスタンはウズベキスタンと隣接している。仁川(インチョン)からトルコのイスタンブールを経由してトルクメニスタンまでフライト時間だけで計15時間40分にのぼる。2017年6月に「アシガバート・インドア・マーシャルアーツゲームズ」開幕を100日後に控えてトルクメニスタンを訪問したことがある。
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首都アシガバートは韓国語で「愛の都市」という意味だが、「白の都市」という表現がふさわしい。空港からマンション、庁舎まですべての建物が白い。映画や漫画で見る仮想都市のようだった。
トルクメニスタンのグルバングル・ベルディムハメドフ大統領(61)がクリーンな国家イメージのため2014年から建物の外観を白く塗ることにしたという。
「トルクメン族の国」という意味のトルクメニスタンは1991年のソ連崩壊で独立した。国土の90%をカラクム砂漠が占めるトルクメニスタンは天然ガスの埋蔵量が世界4位。
国民に電気・水道・ガスをほとんど無償で供給してきたが、最近は財政的にやや厳しいという。国内総生産(GDP)は世界85位。ロシアと中国に依存した貿易関係を拡大する必要が生じている。
ニヤゾフ初代大統領の死後、2007年に執権したベルディムハメドフ大統領は2017年2月、得票率97.6%で3選を果たした。市内のあちこちに大統領の肖像画や銅像がある。
ベルディムハメドフ大統領は開放政策を通じて国際社会に加わろうとしている。元歯医者で保険部長官を務めたベルディムハメドフ大統領は、たばこの販売と室外の喫煙を厳格に禁止し、運動を強調するなど健康政策に取り組んでいる。
2017年9月に独立後初めて国際行事インドア・マーシャルアーツゲームズを開催した。建物の新築だけで50億ドル(約5000億円)を投入し,テコンドー、ボウリング、呪術など主に室内種目が行われた。
トルクメニスタンの人々は韓国人を歓迎する。トルクは「突厥」の発音だ。同じウラル・アルタイ系だった高句麗と突厥は強い同盟国だったと伝えられている。
多くのトルクメニスタン人はサムスンの携帯電話を使用し、現代自動車に乗っている。トルクメニスタンに進出した韓国建設会社が2008年から2015年まで受注した総額は93億ドルにのぼる。市民は韓国ドラマ『花より男子』を好むという。テコンドーも人気がある。
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