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<サッカー>韓国、フィリピンに1-0辛勝=アジアカップ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
またも黄儀助(ファン・ウイジョ、27、ガンバ大阪)が決めた。強力な一発で「名将」スベン・ ゴラン・エリクソン監督(71、スウェーデン)の用兵術を崩した。

サッカー韓国代表は8日、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイのアール・マクトゥーム・スタジアムで2019アジアカップのグループリーグC組第1戦に臨み、フィリピン代表に1-0で勝利した。

フィリピンは国際サッカー連盟(FIFA)ランキングが韓国(53位)を大きく下回る116位。この試合まで韓国はフィリピンを相手に7戦7勝だった。


しかしフィリピンの指揮官はイングランド代表を率いたエリクソン監督だ。イングランド代表を2002年、2006年と2大会連続でワールドカップ(W杯)ベスト8に導いた名将だ。指導者としてのキャリアが下降線とはいえ用兵術は相変わらずだった。

エリクソン監督はこの日、5-4-1フォーメーションを採用した。DF5人が1列、MF4人が1列に並んだ。守備中心の試合で韓国の波状攻勢を防いだ。ボール支配率は高くないが、カウンターパンチのように速い逆襲で韓国のゴールを脅かした。

黄儀助は昨年、所属チーム、アジア競技大会、A代表チームで計33得点した。エリクソン監督はフィリピンの選手に黄儀助をマークさせた。黄儀助は相手選手との激しい接触で首から出血も見られた。

黄儀助は何度もゴールを狙った末、ようやく得点に成功した。後半22分、李青竜(イ・チョンヨン、ボーフム)がゴール右側の黄喜燦(ファン・ヒチャン、ハンブルク)にスルーパスを入れ、

黄喜燦がゴールライン付近から折り返したボールを黄儀助がトラップした後、体をひねりながら強烈なシュートを決めた。

韓国サッカーのエース孫興民(ソン・フンミン、トッテナム)は中国とのグループリーグ第3戦の直前に合流する。それまでは黄儀助が攻撃を率いる。初戦で苦戦したとはいえ、好調の黄儀助が大きな役割を果たした。



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