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「光化門大統領」の公約撤回に…元首相「いまごろ認知したのか」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
これに先立ち前日に青瓦台は兪弘濬(ユ・ホンジュン)光化門時代委員会諮問委員ら専門家が歴史性、セキュリティ、費用などを総合検討した結果を文大統領に報告したと説明し、「大統領執務室光化門移転」の公約履行が保留されたと明らかにした。大統領選挙公約が後退したという指摘に対して兪委員は「大統領が実務的な検討よりも理念的に光化門に出て行き国民としばしば会って疎通するという趣旨で話したが、大統領として任務遂行してみたらこれに伴う警護と儀典は途轍もなく複雑で難しいという事実を認知した。光化門周辺に新たな場所を探して執務室や官邸などを全体的に再構成しない限り不可能だという結論を下した」と答えた。2017年の大統領選挙当時、国民の党の安哲秀(アン・チョルス)候補は文在寅候補の光化門移転公約に対し「短所と問題点がはるかに多いだろう」と批判していた。

これに対しこの日野党4党は声をそろえて批判した。

特に自由韓国党と民主平和党など一部野党は文大統領の直接謝罪を要求した。自由韓国党のイ・ヤンス院内報道官はこの日の論評で「国民と疎通しない大統領が青瓦台執務室光化門移転の約束を破棄したのは当然の手順。大統領選挙営業が終わってだいぶ経つが、メニュー表を片付けるのに国民の顔色をうかがおうとして少し長くかかっただけ」と指摘した。「正しい未来党」のキム・ジョンファ報道官も論評で「言葉だけは立派な政権に違いない。文在寅政権の公約は選挙の時だけ言葉になる公約なのか。現実性のない偽りの公約で国民を愚弄した文在寅政権は国民に謝罪しなければならない」と話した。


平和党のキム・ジョンヒョン報道官は論評で「大統領選挙公約を守れないことになったら大統領が国民に経緯を直接説明し謝るのが正しい」と指摘し、正義党のチョン・ホジン報道官は「大統領選挙当時文大統領の1号公約である『光化門大統領』が事実上実現不可という『空約』の判定が下され20カ月で虚しく消え、国民は綿密な検討なく提示された『空約』に胸が痛む」と指摘した。

しかし与党「共に民主党」のチョ・スンヒョン常勤副報道官は論評で「野党は現実的問題を考慮した保留決定に非難ばかり吐き出している。批判を受ける事案ではない。すべての問題に対し政治攻勢で一貫する野党から国を心配する姿は見られない」と話した。





「光化門大統領」の公約撤回に…元首相「いまごろ認知したのか」(1)


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