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韓国の相次ぐ高速列車事故…募る「安全不安」

ⓒ 中央日報日本語版

9日、江陵市雲山洞の列車脱線事故現場でKORAIL関係者が大型クレーンを使って列車を起こしている。

最近、韓国高速列車KTXで事故が相次ぎ発生し、不安が募っている。

8日午前7時33分、江陵市雲山洞(カンヌンシ・ウンサンドン)の南江陵信号場の第21号複線線路の上り線でKTX10両の列車が脱線し、乗客15人とKORAILの駅員1人が重軽傷を負う事故が発生した。これによって週末2日間、乗客の不便が続いた。

これに先立ち、先月20日午後5時ごろ、忠北清州(チュンブク・チョンジュ)五松(オソン)駅ではKTX列車の電気供給の中断で高速鉄道京釜(キョンブ)線と湖南(ホナム)線など列車約120台の運行が遅れた。これを受け、ソウルから釜山(プサン)まで列車の運行時間が8時間もかかるなど「大混乱」が起きた。また、19日にはソウル駅でKTX列車が作業中のフォークレーンと衝突する事故が発生して作業員3人がけがした。


国土部の金賢美(キム・ヒョンミ)長官は9日、江陵KTX事故現場を訪問して「このような事故がまた発生して国民の皆様に心よりお詫び申し上げる。これ以上、このような状況を座視することが難しい。事故の原因究明に徹底して責任を問う」と話した。

KORAIL側は最近、事故が頻繁に発生している原因を究明し、解決策を立てるために鉄道事故と障害予防に向けた総合安全対策を施行することにした。全職員に警戒心を高めるための安全教育を強化し、安全事故マニュアルの実行力を検証するなど、慣行的な業務形態から抜け出した体系的な安全管理の手続きをつくる計画だ。



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