南北間の東海線(トンヘソン)鉄道連結のための調査団が列車の代わりにバスに乗って調査現場に向かうことが分かった。
南北は先月30日から京義線(キョンウィソン)鉄道(開城-新義州)施設に対する共同調査を進行中だが、8日からは東海線(金剛山-豆満江)鉄道調査を実施する。ところがソウル駅から調査列車に乗って休戦ラインを越えた京義線調査団(28人)とは違い、東海線調査団はバスに乗って江原道元山(ウォンサン)付近の安辺(アンビョン)駅へ向かう。
統一部当局者は3日、「京義線調査団は5日までに調査を終えて帰還する」とし「その後、東海線調査団は元山を経て安辺に移動し、待機中の列車に乗って豆満江(ドゥマンガン)駅まで調査を進める予定」と伝えた。この当局者は「(東海線)調査団はバスに乗って安辺駅まで行く予定」とし「休戦ラインを越えて安辺駅までバスで移動する間、必要な場合は該当地域を調査するという方式」と説明した。東海線の安辺駅-豆満江駅区間は調査列車に乗って移動するが、休戦ラインを越えた後、金剛山(クムガンサン)近隣の鑑湖(カムホ)駅-安辺駅区間は列車ではなくバスで移動して調査するということだ。
政府当局は当初、列車運行のための調査であるだけに列車に乗って鑑湖駅など金剛山から出発する案を準備した。しかし北朝鮮側と調査日程を協議する過程で、北朝鮮側が該当区間(安辺-鑑湖駅)の列車運行は不可能だと明らかにしてきたという。
政府当局者は「協議の過程で安辺から金剛山までの区間の鉄道2カ所が台風や洪水で流失したという説明を北側から聞いた」とし「北側はまだ復旧を完了できず、このため列車の運行が難しいと伝えてきたため、この地域は調査団がバスに乗って移動し、必要な事案を確認することにした」と説明した。
安辺からで金剛山鑑湖駅までの100キロ区間には14カ所の駅がある。したがってこの区間では列車ではなく調査団がバスに乗って移動し、肉眼で線路の状態と電気・電子・通信施設を点検する。北側が明らかにした「事故区間」のほか、金剛山の三日浦(サムイルポ)入り口では一方の線路が沈下していることが把握された。北側はこれを補修するため砂利など建設資材を準備しておいたという。政府当局者は「実際に調査してみると、修理補修をすべき部分が増える可能性がある」と明らかにした。
鉄道連結調査にもかかわらず列車に乗れずバスで移動して調査しなければならない現実は、北朝鮮の鉄道の状態と老朽化を表す事例という指摘が出ている。鉄道連結調査に入る前に北朝鮮側の線路の流失状態が確認され、線路や信号体系の補修など実際に鉄道を連結するには莫大な時間と費用がかかる可能性があることを示唆する。
東海線の場合、休戦ラインの南側区間も問題だ。江陵(カンヌン)-猪津(チェジン)区間(104.6キロ)区間は線路がなく、新設しなければならない。鉄道・道路連結は韓国政府が推進する北東アジア新経済構想事業の一環だ。京義線と東海線を軸に中国とロシアにつながり、休戦ライン近隣で2本の軸を連結するという計画を立てている。
統一部当局者は「今回の調査は国際社会の制裁が解除されれば直ちに工事に入るための事前調査レベル」とし「開城-平壌(ピョンヤン)区間の鉄道はすでに連結していて移動も可能であるだけに、必要なら平羅線(平壌-元山-羅先)を利用してロシアに行くことができる」と説明した。
南北は先月30日から京義線(キョンウィソン)鉄道(開城-新義州)施設に対する共同調査を進行中だが、8日からは東海線(金剛山-豆満江)鉄道調査を実施する。ところがソウル駅から調査列車に乗って休戦ラインを越えた京義線調査団(28人)とは違い、東海線調査団はバスに乗って江原道元山(ウォンサン)付近の安辺(アンビョン)駅へ向かう。
統一部当局者は3日、「京義線調査団は5日までに調査を終えて帰還する」とし「その後、東海線調査団は元山を経て安辺に移動し、待機中の列車に乗って豆満江(ドゥマンガン)駅まで調査を進める予定」と伝えた。この当局者は「(東海線)調査団はバスに乗って安辺駅まで行く予定」とし「休戦ラインを越えて安辺駅までバスで移動する間、必要な場合は該当地域を調査するという方式」と説明した。東海線の安辺駅-豆満江駅区間は調査列車に乗って移動するが、休戦ラインを越えた後、金剛山(クムガンサン)近隣の鑑湖(カムホ)駅-安辺駅区間は列車ではなくバスで移動して調査するということだ。
政府当局は当初、列車運行のための調査であるだけに列車に乗って鑑湖駅など金剛山から出発する案を準備した。しかし北朝鮮側と調査日程を協議する過程で、北朝鮮側が該当区間(安辺-鑑湖駅)の列車運行は不可能だと明らかにしてきたという。
政府当局者は「協議の過程で安辺から金剛山までの区間の鉄道2カ所が台風や洪水で流失したという説明を北側から聞いた」とし「北側はまだ復旧を完了できず、このため列車の運行が難しいと伝えてきたため、この地域は調査団がバスに乗って移動し、必要な事案を確認することにした」と説明した。
安辺からで金剛山鑑湖駅までの100キロ区間には14カ所の駅がある。したがってこの区間では列車ではなく調査団がバスに乗って移動し、肉眼で線路の状態と電気・電子・通信施設を点検する。北側が明らかにした「事故区間」のほか、金剛山の三日浦(サムイルポ)入り口では一方の線路が沈下していることが把握された。北側はこれを補修するため砂利など建設資材を準備しておいたという。政府当局者は「実際に調査してみると、修理補修をすべき部分が増える可能性がある」と明らかにした。
鉄道連結調査にもかかわらず列車に乗れずバスで移動して調査しなければならない現実は、北朝鮮の鉄道の状態と老朽化を表す事例という指摘が出ている。鉄道連結調査に入る前に北朝鮮側の線路の流失状態が確認され、線路や信号体系の補修など実際に鉄道を連結するには莫大な時間と費用がかかる可能性があることを示唆する。
東海線の場合、休戦ラインの南側区間も問題だ。江陵(カンヌン)-猪津(チェジン)区間(104.6キロ)区間は線路がなく、新設しなければならない。鉄道・道路連結は韓国政府が推進する北東アジア新経済構想事業の一環だ。京義線と東海線を軸に中国とロシアにつながり、休戦ライン近隣で2本の軸を連結するという計画を立てている。
統一部当局者は「今回の調査は国際社会の制裁が解除されれば直ちに工事に入るための事前調査レベル」とし「開城-平壌(ピョンヤン)区間の鉄道はすでに連結していて移動も可能であるだけに、必要なら平羅線(平壌-元山-羅先)を利用してロシアに行くことができる」と説明した。
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