1人あたりの国民所得3万ドルは先進国入りの「関門」と見なされている。昨年を基準に1人あたりGNIが3万ドルを超える国は経済協力開発機構(OECD)加盟国の中でも23カ国しかない。かつて世界で最も貧しい国だった韓国が先進国の敷居をまたいだこと自体が奇跡に近いという評価だ。しかしスペイン・イタリア・ギリシャのように韓国より先に3万ドルを超えながらも「後退」を経験した国も少なくない。
1人あたりGDPが3万ドルを超えた23カ国を韓国経済研究院が分析した結果によると、3万ドルを超えた当時の「潜在成長率」(その国の使用可能な資源をすべて投入した場合に達成できる最大成長率)は平均2.8%。韓国の今年の潜在成長率(2.9%)と似ている。韓国経済の現在の基礎体力は中間レベルということだ。
1人あたりGDPが3万ドルを超えた23カ国を韓国経済研究院が分析した結果によると、3万ドルを超えた当時の「潜在成長率」(その国の使用可能な資源をすべて投入した場合に達成できる最大成長率)は平均2.8%。韓国の今年の潜在成長率(2.9%)と似ている。韓国経済の現在の基礎体力は中間レベルということだ。
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