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また他の詐欺疑惑で起訴された「演歌の女王」桂銀淑さん、1審で懲役刑

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

歌手の桂銀淑(写真=中央フォト)

「演歌の女王」と呼ばれて日本で大人気を博していた歌手の桂銀淑(ケ・ウンスク)さんがまた詐欺疑惑で懲役刑の執行猶予を言い渡された。

22日、ソウル中央地裁刑事7単独ホン・キチャン部長判事は詐欺疑惑で起訴された桂さんに懲役4カ月と執行猶予1年を言い渡した。

桂さんは2014年10月「BMW乗用車を借りて不法売買した事件を犯して当日返済しなければ直ちに同種犯罪の常習犯とされ、途方もない処罰を受ける可能性がある」とだまして小切手2500万ウォン(約250万円)をだまし取った疑いが持たれている。


だが、調査結果、自動車の不法売買の話は桂さんが作り出したことが明らかになった。

また、特別な財産や収入がなかったのに「3000万ウォンを貸せば2カ月後に返す。知人が日本でお金を持ってくるなど、お金が手に入るところが多い」とだましたことが分かった。

裁判所は「被告人がすべてを自白しており、他の証拠もあって有罪が認められる」とし「だが、被害者と合意した点、他の前科事実と共に判決を言い渡す場合、公平性を考慮しなければならないことを考えて刑を決めた」と説明した。

これに先立ち、桂さんは2016年、覚せい剤の投薬と詐欺疑惑で裁判に渡され、懲役1年2カ月と追徴金80万ウォンが確定されたことがある。

当時、桂さんは2012~2015年、自宅とホテルなどで覚せい剤を持ち込んだり、投薬したりした疑いが持たれた。2014年7月、自身が所有したソウル江南(カンナム)住宅の借家人と伝貰(チョンセ、住宅賃貸方式の一つ)契約を結んで先順位保証金の金額をだまし、虚偽書類でポルシェをリースした後、これを担保として融資を受けた疑いもある。

一方、桂さんは1979年『歌って踊って』でデビューし、『待っている女心』などで大人気を呼んだ。1985年『大阪暮色』で日本舞台の進出に成功し、現地でも演歌の女王と呼ばれて人気を博していた。



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