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ソウル都心で「金正恩」を連呼した北朝鮮関連団体、検察に告発され

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
7日、ソウル都心の真中で「金正恩(キム・ジョンウン)」を連呼した親北朝鮮・左派団体の会員たちが国家保安法違反などの疑いで検察に告発された。

保守派団体の太極旗革命国民運動本部(国本)は12日、ソウル鍾路区(チョンノグ)の世宗(セジョン)文化会館の前で記者会見を行って「7日『白頭(ペウトゥ)称賛委員会』結成式の参加者70人余りが行った金正恩氏を偶像崇拝するような称賛集会は国家保安法を違反(賞賛鼓舞など)したもの」と主張した。彼らは「白頭称賛委員会の会員たちは『思想の自由』と『表現の自由』を主張するかもしれないが、彼らの行為は憲法で保障する自由の限界を超えたもの」と指摘した。また、「結成式当日、警察をはじめとする当局が現場で彼らの反国家行為を制止しなかったことに深刻な懸念を表わす」とした。

国本は白頭称賛委員会が「北朝鮮で使う花を揺さぶった点」「金正恩を連呼した点」「白頭称賛を白頭血統(北朝鮮の金氏王朝)の称賛の意味で使った点」を国家保安法違反事項と指摘した。国本は記者会見が終わった後、告発状を大検察庁に提出した。


これに先立ち、7日、国民主権連帯と韓国大学生進歩連合など親北朝鮮・左派13団体の会員70人はソウル鍾路区の世宗文化会館の前で白頭称賛委員会結成式を開いた。彼らは「金正恩北朝鮮国務委員長のソウル訪問の決断を歓迎する」として「今後、金正恩氏のソウル訪問記念講演、音楽会、博覧会を開いて北朝鮮の歌普及事業」を展開すると話した。会員たちの中では花を揺さぶり、万歳を叫びながら金正恩を連呼したりもした。

一方、白頭称賛委員会組織を主導した国民主権連帯は、民権連帯、主権放送、民主統一党推進委員会など6団体の連合体で、昨年12月に統合進歩党側の要人が主導して作った民衆党に集団入党したことがある。



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