北朝鮮の対外宣伝サイト「わが民族同士」が１２日、強制徴用被害者に対する韓国裁判所の賠償判決に言及し、「わが民族は世代を超えても日本の過去の罪悪に対する謝罪と賠償を百倍千倍にして受ける」と強調した。

同サイトはこの日、「過去の罪悪を否定しようとする厚顔無恥な妄動」と題して、「今回の判決は日本の過去の罪悪に対する賠償を必ず受け取るという南朝鮮人民の炎のような意志の噴出であり、極めて正当だ」と評価した。

続いて「あらゆる不法無法でわが国を侵略し、わが民族に千秋万代が流れても拭えない万古の罪悪を犯した日本こそ、国際法廷に立って峻厳な審判を受けるべき戦犯国だ」と主張した。


韓国最高裁は１０月３０日、日本企業の新日鉄住金に対し、日帝強制徴用被害者４人にそれぞれ１億ウォン（約１０００万円）ずつ賠償金の支払いを命じる原審判決を確定した。これに対して日本政府は反発し、韓日関係は冷え込んでいる。