米国務省がニューヨークで８日（現地時間）に開催される予定だったポンペオ米国務長官と金英哲（キム・ヨンチョル）北朝鮮労働党副委員長の米朝高官級会談が延期になったと７日、明らかにした。

米国務省のナウアート報道官は７日の声明で「今週ニューヨークで開く予定だったポンペオ国務長官と北朝鮮高官との会談が延期になった」と公式発表した。続いて「お互い日程が可能な時に会談日程をまた決め直す」とし「米朝間で進行中の対話は続く」と伝えた。

さらに「米国はトランプ大統領と金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長が６月にシンガポールで合意したことを履行するのに注力する」と付け加えた。しかし会談延期の理由については説明しなかった。


これに先立ちポンペオ長官は４日、ＣＢＳのインタビューで「今週ニューヨークで私のカウンターパートの金副委員長に会う計画。実質的な進展があると期待している」と述べた。

米国務省は翌日の報道資料で「ポンペオ長官はビーガン北朝鮮担当特別代表と８日に金副委員長に会うためニューヨークに行く」と公式発表した。また「ポンペオ長官と金副委員長は北朝鮮の最終的で完全かつ検証された非核化（ＦＦＶＤ）達成を含め、シンガポール米朝首脳会談の４つの軸を進展させるために議論する」と伝えた。