朝鮮通信使第三船図
復元乾燥中の朝鮮通信使船(写真提供=国立海洋文化財研究所)
雨森芳洲肖像
まず、釜山(プサン)市立博物館では25日から翌月25日まで朝鮮通信使記録物特別展示会が開かれる。展示物の中には日本の重要文化財に指定された「朝鮮国王国書」「雨森芳洲肖像」「通信使楼船図」など日本記録物53件72点がある。また、韓国所在資料からは「趙泰億(チョ・テオク)肖像」「通信使行列図」など28件43点が紹介される。世界の記憶に登録された朝鮮通信使記録物合計111件333点のうち81件115点が展示される。
続いて25日午後6時には釜山水営区(スヨング)のホテル・ホメルスで朝鮮通信使の旅程を記録した朝鮮通信使図録と白書の出版記念会が開かれる。この記念会にはユネスコ登録に向けて協力して取り組んだ韓国12都市と日本9都市の関係者、遺物寄贈者ら200人余りが参加する。
26日午後3時、木浦(モクポ)国立海洋文化財研究所前の河岸で「朝鮮通信使正使騎船」を復元した朝鮮通信使船の進水式が開かれる。国費34億ウォン(約3億3600万円)が投じられて建造された朝鮮通信使船は全長34メートル、全幅9.3メートル、高さ3メートル、重量137トン規模で、72人が乗船することができる。江原道(カンウォンド)の金剛(クムガン)松500本が使用され、華やかな宮廷色彩とシルクの装飾が施され、古色蒼然とした美しさを再現したという。進水式には全羅南道(チョルラナムド)知事や文化財庁長、韓日関係者ら500人余りが参加する。
復元された朝鮮通信使船は来年5月に釜山で開催される朝鮮通信使祭りの時に日本対馬まで実際に運航するなど、来年から釜山と日本で開催される朝鮮通信使祭りと海洋文化行事の際に活用される予定だ。
国立海洋博物館は27日午後3時、博物館講堂で「通信使記録物の価値向上と提言」をテーマに韓日シンポジウムを開催する。国内外から専門家を招き、朝鮮通信使関連記録物の価値と意味を改めて振り返り、今後の活用方案や研究課題などを話し合う。
ユネスコ登録時に韓国側学術委員長を務めた釜慶(プギョン)大学元総長の姜南周(カン・ナムジュ)氏が「ユネスコ登録の歴史的意味と価値」を、日本側学術委員長を務めた京都造形芸術大学客員教授の仲尾宏氏が「朝鮮通信使ユネスコ世界の記憶登録の意義とその後の課題」をテーマに基調講演を行う。
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