これに先立ち、7泊9日間の欧州歴訪を行った文大統領は、フランス・英国・ドイツ・イタリアの各首脳と会談し、北朝鮮制裁緩和を要請した。だが、各国首脳は「時期尚早」との反応を示した。かえってアジアと欧州51カ国が集まったASEM(アジア欧州会合)では、北朝鮮にCVID(完全かつ検証可能で不可逆的な非核化)を促す議長声明が採択されるなど強硬な立場で、文大統領と温度差を示したというのが金委員長の見解だ。
金委員長は「(文大統領は)今回の歴訪で国際社会の刺すような視線を身にしみて感じて帰ってきたはず」としながら「東南アジア諸国連合(ASEAN)のような場合には、北非核化問題だけでなく、北朝鮮人権問題にまで踏み込んで強く提起する姿を示した。そうした点で、大統領に多くの反省と状況認識の転換があるべきだ」と批判した。
金委員長は「(文大統領は)今回の歴訪で国際社会の刺すような視線を身にしみて感じて帰ってきたはず」としながら「東南アジア諸国連合(ASEAN)のような場合には、北非核化問題だけでなく、北朝鮮人権問題にまで踏み込んで強く提起する姿を示した。そうした点で、大統領に多くの反省と状況認識の転換があるべきだ」と批判した。
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