18日、国会外交統一委員会の駐日大使館関連の国政監査では、日本との情報共有の限界や韓日関係悪化に対する懸念の声が相次いであがった。
韓国野党「正しい未来党」の朴柱宣(パク・ジュソン)議員は、10月6日にマイク・ポンペオ米国務長官が4回目の訪朝に先立ち河野太郎外相と行った事前協議について質問した。
「2人が交わした協議内容を日本大使館は把握しているのか」という朴議員の質問に、李洙勲(イ・スフン)駐日大使は「詳しい内容は把握できずにいる」と答えた。
朴議員が「世界の目には韓米間ですれ違いが起こっているように見えていて、日米は歴代のどの政権よりも密着しているが、協議内容を把握するための努力をしなければならないのではないか。日本側からの知らせはないのか」と尋ねると、李大使は「現在としてはそのような状況だ」と答えた。
与党「共に民主党」の朴炳錫(パク・ビョンソク)議員も「我々は南北協議結果を主要4カ国に通知しているが、我々は日本から通知を受けることができなければ互いに対等ではない関係ではないか」と指摘した。
これに対して、国政監査に出席中だった公使から「簡略に(通知を)受けた」という発言が出ると、朴議員は「それほど重要な懸案に対する通知を受けていたのなら、当然大使に強調し、韓国政府にも報告しなければならない」とし「李大使が指揮システムを確立しなければならない」と叱責した。
議員らは「和解・癒やし財団」の事実上の解体通知し、強制徴用者の大法院(最高裁判所)判決などが韓日関係に及ぼす影響についても質問した。
野党「自由韓国党」の尹相ヒョン(ユン・サンヒョン)議員は「慰安婦合意の破棄、強制徴用者の大法院判決が韓日関係に良くない結果を及ぼさないか」と尋ねた。李大使は「(日本政府の)強い反発があるのではないだろうか」としながらも「大法院の判断を待たなければならない問題」と答えた。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の年内訪日が事実上不発に終わったというメディア報道に関連し、自由韓国党の兪奇濬(ユ・ギジュン)議員は「韓日慰安婦合意、観艦式での旭日旗掲揚、強制徴用者の大法院判決問題などで訪日の推進が難しいとみているのが現実ではないか」と叱責した。
これに対して李大使は「葛藤要因が否定的に作用するのは事実だ。国内外の日程とも関連があり、どちらか一つのイシューを指して訪日ができないと言うことはできない。訪日が中止になったわけではない」と答えた。
朴柱宣議員が「慰安婦合意は破棄でもなく再協議でもなく、永遠に埋もれさせておくつもりか」というと「どちらでもない。さまざまな困難がある。合意に問題は多いが、政府間での合意なので守られなければならない」と述べた。
一方、在日米軍基地の韓国人出入りに対する審査が厳格化されたという報道が出ていたことに関連し、李大使は「従来の審査手続きに戻ったという報告を受けた。単なるハプニングだったと把握している」と述べた。
韓国野党「正しい未来党」の朴柱宣(パク・ジュソン)議員は、10月6日にマイク・ポンペオ米国務長官が4回目の訪朝に先立ち河野太郎外相と行った事前協議について質問した。
「2人が交わした協議内容を日本大使館は把握しているのか」という朴議員の質問に、李洙勲(イ・スフン)駐日大使は「詳しい内容は把握できずにいる」と答えた。
朴議員が「世界の目には韓米間ですれ違いが起こっているように見えていて、日米は歴代のどの政権よりも密着しているが、協議内容を把握するための努力をしなければならないのではないか。日本側からの知らせはないのか」と尋ねると、李大使は「現在としてはそのような状況だ」と答えた。
与党「共に民主党」の朴炳錫(パク・ビョンソク)議員も「我々は南北協議結果を主要4カ国に通知しているが、我々は日本から通知を受けることができなければ互いに対等ではない関係ではないか」と指摘した。
これに対して、国政監査に出席中だった公使から「簡略に(通知を)受けた」という発言が出ると、朴議員は「それほど重要な懸案に対する通知を受けていたのなら、当然大使に強調し、韓国政府にも報告しなければならない」とし「李大使が指揮システムを確立しなければならない」と叱責した。
議員らは「和解・癒やし財団」の事実上の解体通知し、強制徴用者の大法院(最高裁判所)判決などが韓日関係に及ぼす影響についても質問した。
野党「自由韓国党」の尹相ヒョン(ユン・サンヒョン)議員は「慰安婦合意の破棄、強制徴用者の大法院判決が韓日関係に良くない結果を及ぼさないか」と尋ねた。李大使は「(日本政府の)強い反発があるのではないだろうか」としながらも「大法院の判断を待たなければならない問題」と答えた。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の年内訪日が事実上不発に終わったというメディア報道に関連し、自由韓国党の兪奇濬(ユ・ギジュン)議員は「韓日慰安婦合意、観艦式での旭日旗掲揚、強制徴用者の大法院判決問題などで訪日の推進が難しいとみているのが現実ではないか」と叱責した。
これに対して李大使は「葛藤要因が否定的に作用するのは事実だ。国内外の日程とも関連があり、どちらか一つのイシューを指して訪日ができないと言うことはできない。訪日が中止になったわけではない」と答えた。
朴柱宣議員が「慰安婦合意は破棄でもなく再協議でもなく、永遠に埋もれさせておくつもりか」というと「どちらでもない。さまざまな困難がある。合意に問題は多いが、政府間での合意なので守られなければならない」と述べた。
一方、在日米軍基地の韓国人出入りに対する審査が厳格化されたという報道が出ていたことに関連し、李大使は「従来の審査手続きに戻ったという報告を受けた。単なるハプニングだったと把握している」と述べた。
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