米国の公式的な不満表出はこれが初めてではない。マイク・ポンペオ米国務長官は平壌(ピョンヤン)首脳会談直前の17日、南北軍事合意書の報告を受けて康長官と電話会談を行った際、40分間不満混じりの質問をぶつけた。外交部当局者は「ポンペオ長官は、自身が十分にブリーフィングを受けられなかった部分があり、追加で確認するべき部分が数カ所あると判断して康長官に直接電話したもの」と説明した。ポンペオ長官が当事者であるジェームズ・マティス国防長官等に尋ねずに康長官に直接電話をかけて語調を高めたのだ。ポンペオ長官は当日夜、康長官の携帯電話に2回目の電話をかけ、その時ようやく「内部的に確認され、状況が整理された」とし、平壌訪問に対する言葉掛けがあったという。外交部当局者は2回目の電話について「非常に丁重なトーンだった」と伝えた。
米国大統領と外交トップが相次いで韓米同盟で「異例の状況」を演出しているのは、北朝鮮問題に関連して韓国に対する信頼が不十分なことが原因ではないかとの懸念の声がある。特に、トランプ大統領は一貫して制裁と圧迫を維持しているにもかかわらず、韓国が制裁緩和の動きを見せながら前のめり気味であることからこのような反応が出たという分析だ。トランプ大統領は、自分が大統領に就いてから強力な国連安全保障理事会制裁決議を導き出し、中国を圧迫して制裁を忠実に履行させたから、北朝鮮が非核化の決断を下したと自負しているという。
トランプ大統領「承認を受けろ」3回繰り返す…外交欠礼論争の渦中で青瓦台の立場は?(1)
米国大統領と外交トップが相次いで韓米同盟で「異例の状況」を演出しているのは、北朝鮮問題に関連して韓国に対する信頼が不十分なことが原因ではないかとの懸念の声がある。特に、トランプ大統領は一貫して制裁と圧迫を維持しているにもかかわらず、韓国が制裁緩和の動きを見せながら前のめり気味であることからこのような反応が出たという分析だ。トランプ大統領は、自分が大統領に就いてから強力な国連安全保障理事会制裁決議を導き出し、中国を圧迫して制裁を忠実に履行させたから、北朝鮮が非核化の決断を下したと自負しているという。
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