韓国陸軍が南北軍事分野合意書により非武装地帯内の韓国戦争戦死者遺骸発掘のための地雷除去作業を2日、江原道鉄原郡(カンウォンド・チョルウォングン)第5師団(ヨルセ部隊)の近くから始まった。将兵が地雷探知および除去作業を行っている。(写真=共同取材団)
国防部は軍事分野合意書に対して米軍と十分な協議を重ねたと発表してきた。軍事分野合意書が締結された先月19日、「在韓米軍側と52回協議した。国連軍司令部も(軍事分野合意書に)共感している」と明らかにした。だが、関連事情に詳しい外交消息筋は「ポンペオ長官が電話会談で問題提起したのは、韓国側が飛行禁止区域の設定など終盤の合意内容を事前に知らせず、南北の軍備統制速度がはやすぎることを懸念していたため」と主張した。峨山(アサン)政策研究院のシン・ボンチョル安保統一センター長は「先月13日に南北が軍事実務会談を行ったが、難航して翌未明に終わった」とし「先月19日の軍事合意書発表直前まで、南北が水面下で接触を続けてきたものと推定されるが、米国に説明する時間があったどうかは分からない」と述べた。
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