康津多文化家族の秋夕(チュソク、中秋)松餅(ソンピョン)作り。
故国に一時帰国して親や兄弟姉妹に会うことはできないが、韓国の家族のために熱心に松餅の作り方を習っている。「一口で食べられるほど、大きくもなく小さくもないサイズに作ってください」という先生の言葉を聞いて、大きくなりすぎた松餅を作り直す。手は松餅を作っているが、久しぶりに会った友人と母国語でおしゃべりしながら心は故国に向いている。ベトナムから来たテヨンシムさんは「来年秋には必ずベトナムに行こうと夫と約束した」と語った。
秋夕(チュソク、中秋)だ。詩人チェ・グァンリム氏は「朝の露を入れた/清らかな水一杯だけでも/茶礼床(チャレサン/お供え用の食膳)はただ/敬けんな豊かさ」と詠んだ。満ちた名月のように心まで豊かな秋夕になることを祈る。
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