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ク・ハラさんVS元恋人、巨大法律事務所VS「一人で弁護」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

暴行事件をめぐって真実攻防を繰り広げているク・ハラさん(左)と元恋人チェ氏。(写真=中央フォト)

2010年を前後に「韓流アイドル」の代表格であるガールズグループKARA出身のク・ハラさん(27)が法務法人「世宗(セジョン)」を自身の法律代理人として選任し、ヘアーデザイナーのチェ氏(27)との暴行事件に対応していることが20日、分かった。ク・ハラさんと同じ年である元恋人チェ氏は瑞草洞(ソチョドン)で単独事務室を運営するロースクール出身の弁護士を雇用した。弁護団だけを見ると、「ゴリアトとダビデ」の戦いだ。

ク・ハラさんが今回、SOSを発した法務法人世宗は所属弁護士だけで300人以上の超大型法律事務所(ローファーム)だ。Kim & Chang・太平洋(テピョンヤン)など競争法務法人と業界の首位をめぐって激しく競争している。

世宗でク・ハラさんの弁護人を務める人は18日、警察出席に同行したムン・ジング(36、司法研修院第40期)弁護士だ。最近、中央日報との通話でムン弁護士は「機密維持の問題があり、依頼人(ク・ハラさん)の詳しい状態を申し上げることはできない」としつつも「ク・ハラさんがご存知の通り、非常に苦しんでいる」と答えた。


事件が発生した13日以降、一週間一触即発の様相を見せた両側間攻防戦は世宗が選任された後、多少収まっている。特に、ク・ハラさんは19日、ある報道機関を通じて「一時愛していた人を心から許したいと思うし、許されたい」というメッセージを送ったりもした。チェ氏の顔をひっかくなど疑惑がかなり浮き彫りとなっている中で、単なる暴行罪でなく暴行致傷、または傷害罪が適用される可能性を念頭に置いたものと見られる。

暴行罪は2年以下の懲役、500万ウォン(約50万円)以下罰金刑を言い渡されるが、暴行致傷をはじめとする傷害罪は7年以下の懲役、1000万ウォン以下の罰金刑で、刑罰がはるかに重い。ある大型法律事務所の弁護士は「男女関係のような事態が水面上に現れた以上、ク・ハラさんが能力の優れた弁護士から助けられてこそ両側間合意で法廷に立つことを避けることができるだろう」としながら「それとも法廷攻防にまで広がる可能性がある」と見通した。

ク・ハラさんは今回の事件の初期には他の弁護士を選任したが、17日、世宗に法律代理人を交代した。

ク・ハラさんと世宗は7年前である2011年「KARA分裂事態」の時も手を握ったことがある。「所属事務所(DSPメディア)に残りたい」と主張したク・ハラさん、パク・ギュリさんとDSPメディアは世宗所属のイム・サンヒョク弁護士を選任してKARA事態を収拾したことがある。「DSPを出たい」と主張したハン・スンヨンさんなど他のメンバー3人はついに所属事務所に復帰した。

当時、KARAメンバーの3人は、SMエンターテインメントとアイドル「SUPER JUNIOR」の中国人メンバー韓庚との専属契約をめぐる紛争で契約無効判決を導いたキム・ジンウク弁護士を選任した。ところが、一時専属契約の解約を通知した彼らの主張はなかったことになった。

元恋人であるチェ氏はク・ハラさんに比べると比較的に小さい事務所の弁護人を選任した。ソウル瑞草洞(ソチョドン)で単独事務室の法律事務所「チョン」を運営するクァク・ジュノ(41、弁護士試験第2回)弁護士を最近、選任した。クァク弁護士は「まだ具体的な合意の意思は互いに交換していない状態」として「チェ氏も現在、警察の取り調べを誠実に受けるなど、自身の名誉回復のために努力している」と話した。



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