盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府時に掲げて李明博(イ・ミョンバク)政府時に降ろした大洋海軍の旗が再び掲げられた。
韓国で初めて建造された3000トン級次期潜水艦「島山安昌浩(トサン・アン・チャンホ)」(KSS-III)の進水式が14日午後、慶尚南道巨済(キョンサンナムド・コジェ)の大宇造船海洋玉浦(オクポ)造船所で開かれた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は18~20日に南北首脳会談を控えている状況でもこの日進水式に出席した。
同艦は韓国が独自に設計して作った潜水艦だ。全長83.3メートル・全幅9.6メートル、水中最大速力は20ノット(時速37キロメートル)、乗員は約50人。今まで海軍で最大だった潜水艦「張保皐(チャン・ボゴ)-II」または「孫元一(ソン・ウォニル)級」(1800トン)に比べ、大きさは倍ほどとなる。非大気依存推進装置(AIP)に高性能燃料電池を適用して水中潜航時間も長くなった。潜水艦の頭脳役を果たす核心装備である戦闘・ソナーシステムをはじめ国内で開発された装備が多数搭載された。
同艦は「張保皐-III Batch 1」」(1次生産分)とも呼ばれる。張保皐は海軍の潜水艦事業を称する。張保皐-I(1200トン級)9隻、張保皐-II(1800トン級)9隻など計18隻が建造された。Batch(バッチ)は生産分を意味する。張保皐-IIIは全3つのバッチがあり各3隻となっている。
このようにバッチを分けるのは、初めから高い性能を基に設計するよりも次第に性能を高めていくほうが効率的であるためだ。技術の発展が猛スピードで進み、最初は高性能でも建造しているうちに徐々に遅れが出た場合が多かった。
張保皐-IIIのバッチ1は3000トン級で、現在設計中のバッチ2は3600トン級だ。バッチ3は4000トン級を越えるものと予想される。海軍はこの潜水艦から原子炉を入れる原子力潜水艦に開発する方向で検討している。政府消息筋は「今後2年以内にバッチ3の原子炉搭載について決める」と話した。
島山安昌浩は2012年防衛事業庁が(株)大宇(デウ)造船海洋と契約を締結してから、2014年着工式と2016年起工式を経た。同艦により、韓国は潜水艦を独自に設計して進水した国の仲間入りを果たすことになった。
この日の進水式には文大統領をはじめ政府や軍、防衛産業業者関係者、特別招待者らが臨席した。潜水艦の艦名の由来となった島山安昌浩先生の子孫である孫ロバート・アン夫妻も米国から出席した。
島山安昌浩は、弾道ミサイルや巡航ミサイルを撃つ垂直発射管6本を搭載している。軍当局は張保皐-IIIに射程距離500キロ以上の玄武-2B弾道ミサイルの搭載を検討している。張保皐-IIIが周辺国で敏感に受け入れられうる戦略武器に分類される理由だ。
このため島山安昌浩を始点として大洋海軍論が再び台頭しはじめたという解釈が出ている。政府消息筋は「盧武鉉政府は将来周辺国との紛争で米軍の支援なく独自に戦うことができる大洋海軍の建設を計画していた」と話した。しかし、2010年韓国哨戒艦「天安(チョナン)」襲撃と延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件が起きた後、李明博政府は北朝鮮の非対称戦力の’相手をするほうが優先だと判断して大洋海軍論を引っ込めた。
文政府に入り、大洋海軍論が復活する兆しだ。これは文大統領の持論のためだ。文大統領は今年5月、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で開かれた非公開討論会で「南北関係が良くなったといっても不特定かつ多様な脅威に対応するためには国防力が必要だ」と述べた。政府消息筋は「不特定かつ多様な脅威に周辺国が入る」と述べた。
韓国で初めて建造された3000トン級次期潜水艦「島山安昌浩(トサン・アン・チャンホ)」(KSS-III)の進水式が14日午後、慶尚南道巨済(キョンサンナムド・コジェ)の大宇造船海洋玉浦(オクポ)造船所で開かれた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は18~20日に南北首脳会談を控えている状況でもこの日進水式に出席した。
同艦は韓国が独自に設計して作った潜水艦だ。全長83.3メートル・全幅9.6メートル、水中最大速力は20ノット(時速37キロメートル)、乗員は約50人。今まで海軍で最大だった潜水艦「張保皐(チャン・ボゴ)-II」または「孫元一(ソン・ウォニル)級」(1800トン)に比べ、大きさは倍ほどとなる。非大気依存推進装置(AIP)に高性能燃料電池を適用して水中潜航時間も長くなった。潜水艦の頭脳役を果たす核心装備である戦闘・ソナーシステムをはじめ国内で開発された装備が多数搭載された。
同艦は「張保皐-III Batch 1」」(1次生産分)とも呼ばれる。張保皐は海軍の潜水艦事業を称する。張保皐-I(1200トン級)9隻、張保皐-II(1800トン級)9隻など計18隻が建造された。Batch(バッチ)は生産分を意味する。張保皐-IIIは全3つのバッチがあり各3隻となっている。
このようにバッチを分けるのは、初めから高い性能を基に設計するよりも次第に性能を高めていくほうが効率的であるためだ。技術の発展が猛スピードで進み、最初は高性能でも建造しているうちに徐々に遅れが出た場合が多かった。
張保皐-IIIのバッチ1は3000トン級で、現在設計中のバッチ2は3600トン級だ。バッチ3は4000トン級を越えるものと予想される。海軍はこの潜水艦から原子炉を入れる原子力潜水艦に開発する方向で検討している。政府消息筋は「今後2年以内にバッチ3の原子炉搭載について決める」と話した。
島山安昌浩は2012年防衛事業庁が(株)大宇(デウ)造船海洋と契約を締結してから、2014年着工式と2016年起工式を経た。同艦により、韓国は潜水艦を独自に設計して進水した国の仲間入りを果たすことになった。
この日の進水式には文大統領をはじめ政府や軍、防衛産業業者関係者、特別招待者らが臨席した。潜水艦の艦名の由来となった島山安昌浩先生の子孫である孫ロバート・アン夫妻も米国から出席した。
島山安昌浩は、弾道ミサイルや巡航ミサイルを撃つ垂直発射管6本を搭載している。軍当局は張保皐-IIIに射程距離500キロ以上の玄武-2B弾道ミサイルの搭載を検討している。張保皐-IIIが周辺国で敏感に受け入れられうる戦略武器に分類される理由だ。
このため島山安昌浩を始点として大洋海軍論が再び台頭しはじめたという解釈が出ている。政府消息筋は「盧武鉉政府は将来周辺国との紛争で米軍の支援なく独自に戦うことができる大洋海軍の建設を計画していた」と話した。しかし、2010年韓国哨戒艦「天安(チョナン)」襲撃と延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件が起きた後、李明博政府は北朝鮮の非対称戦力の’相手をするほうが優先だと判断して大洋海軍論を引っ込めた。
文政府に入り、大洋海軍論が復活する兆しだ。これは文大統領の持論のためだ。文大統領は今年5月、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で開かれた非公開討論会で「南北関係が良くなったといっても不特定かつ多様な脅威に対応するためには国防力が必要だ」と述べた。政府消息筋は「不特定かつ多様な脅威に周辺国が入る」と述べた。
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