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軍服務免除対象になる大会だけ…1、2位が韓国人の国際大会

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

コリア国際現代舞踊コンクールのポスター(写真提供=コリア国際現代舞踊コンクールのフェイスブック)

アジア競技大会の金メダリストに対する軍服務免除問題をきっかけに関連制度改善に向けた議論が活発になっている中、体育だけでなく芸術分野の特技者の兵役特例も修正する必要があるとの指摘がある。

現行の兵役法によると、▼オリンピック(五輪)3位以上の入賞者▼アジア競技大会1位の入賞者▼国際芸術競演大会2位以上の入賞者▼国内芸術競演大会1位の入賞者などは芸術・体育要員(補充役)に編入される。

13日のMBC(文化放送)の報道によると、韓国で開かれる国際舞踊大会のうち、軍服務免除が認められる大会の参加者と入賞者のほとんどは韓国人だ。


10~12日、忠南天安(チュンナムチョナン)で開かれたコリア国際現代舞踊コンクール参加者の124人の中で外国人は14人だった。特に、軍服務免除対象の男子一般部本戦進出者32人のうち30人は韓国人だった。この大会が軍服務免除対象になった2015年以後、外国人参加者が男子一般部で銀賞以上を受賞したことは一度もない。

他の大会も同じだ。2009年から軍服務免除対象になったソウル国際舞踊コンクールは、男子一般部2位以上の入賞者44人のうち37人が韓国人だった。コリア国際バレーコンクールも入賞者の半分以上が韓国人だった。

韓国人が多く出場し、韓国政府が2014年から軍服務免除対象から除外したギリシャのある舞踊大会は、それ以後、韓国人参加者がいなくなった。この大会は、それまでは10人を越える韓国人受賞者がいたという。

正しい未来党の河泰慶(ハ・テギョン)議員は、このメディアとのインタビューで「芸術要員は公平性の問題のみならず、とても閉鎖的」だとし、「自分たちだけの、八百長が発生する」と指摘した。

一方、国会国防委員会所属の共に民主党の金炳基(キム・ビョンギ)議員が兵務庁から9日に提出してもらった資料によると、2009年から今年7月まで兵役法と兵役法施行令の兵役免除規定により「芸術要員」に編入された人は計280人だった。特に、韓国で開かれた芸術競演大会の受賞者が多くを占めた。

部門別でみると、韓国国内芸術部門で138人、国際舞踊部門で89人、国際音楽部門で53人がそれぞれ芸術要員に編入された。

具体的には、東亜国楽コンクール受賞者が45人で最も多く、全州大私習ノリ全国大会(30人)、東亜舞踊コンクール(20人)、全国新人舞踊競演大会(20人)等だった。国内大会の受賞者が多くを占めていることがわかる。

国際舞踊と国際音楽部門でも、ソウル国際舞踊コンクール(33人)、コリア国際バレーコンクール(7人)、済州(チェジュ)国際管楽コンクール(7人)、コリア国際現代舞踊コンクール(6人)、ソウル国際音楽コンクール(5人)、尹伊桑(ユン・イサン)国際音楽コンクール(3人)等、韓国で開催された大会の受賞者が多かった。

金議員は「芸術・体育要員が実質的に服務するようにし、自身が受けた恩恵を社会に還元するように制度を改善しなければならない」と述べた。



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