日本の俳優、松重豊
『孤独のグルメ』は、毎回これといった事件も、感動も、ユーモアもない。ただ仕事を終えた主人公が空腹を感じて、そのたびに近くの初めて行く食堂で食事をするだけだ。ところが、松重豊が料理を食べる姿ひとつでだけで視聴者は目はそれにクギ付けだ。松重豊は「俳優の特性上、実際には思う存分食べることはできないが、食べる楽しみと喜びは重要だと考える」と話した。おいしく食べる秘訣はと聞くと、迷うことなく「空腹」と答えた。松重豊は「孤独のグルメは実際の放送順に撮影が進んでいくため、初めの一口を食べた時の感動を伝えることが重要」とし「この瞬間のために撮影前には食事を抜いて空腹の状態で撮影に臨む。空腹ほどすばらしい調味料はない」と話した。
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