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文大統領、支持率の下落で世論の悪い長官を交代(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

愈銀恵副首相兼教育部長官、鄭景斗国防部長官、成允模産業通商資源部長官、李載甲雇用労働部長官、陳善美女性家族部長官(左から)

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日、長官5人を交代する改閣に踏み切った。教育・国防・雇用労働・産業通商資源・女性家族部などこれまで論争を巻き起こし、あるいは低い評価を得ていた部署の長官を更迭した、事実上の問責人事という評価が出ている。

文大統領は入試制度の改編の過程で混乱をもたらした金相坤(キム・サンゴン)社会副首相兼教育部長官を更迭した。後任には共に民主党の愈銀恵(ユ・ウネ)議員を指名した。愈氏は第19代国会に入った後、7年間教育を担当する教育文化体育観光委員会委員と幹事として活動してきた。機務司令部の戒厳文書問題に続き「下剋上問題」を起こした宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官は鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)合同参謀本部議長に交代された。鄭長官候補者はイ・ヤンホ元長官に続き、24年ぶりの空軍出身国防長官だ。

今回変わった金相坤・宋永武前長官は文大統領の側近グループとして大統領選挙キャンプ時代から該当分野の政策を総括してきた「開局功臣」に分類される。そのため、青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は「文大統領が両部署の長官交代をめぐって最後まで悩みが深かったと承知している」と伝えた。


金宜謙(キム・ウィギョム)青瓦台報道官は「改閣のキーワードは心機一転と体感」としながら「政府2期を迎えて新しい気持ちで新しい出発をしようという意味と国民が体感できる成果を出そうという意味が込められた」と説明した。

与党関係者は「現在、文大統領の支持率が下落傾向を見せている中で、民心を得て国政動力を再創出するために世論が悪い長官たちは迅速に交代するほかはなかった」と分析した。



文大統領、支持率の下落で世論の悪い長官を交代(2)


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