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<アジア大会>ア大会初の韓日決勝マッチに 「街頭応援開いてほしい」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2018アジア競技大会サッカー準決勝の韓国-ベトナム戦が29日に行われた。李承佑(イ・スンウ)が先制ゴールを決めて喜んでいる。右は孫興民(ソン・フンミン)。

韓国サッカー代表チームが2018ジャカルタ・パレンバン・アジア競技大会決勝で日本とぶつかる。オリンピック(五輪)やアジア競技大会をあわせて決勝で韓日戦が開かれるのは今回が初めてだ。決勝の試合は9月1日午後8時30分から始まる。決勝に韓日戦というイベントが重なりながら「韓日戦の街頭応援はありますか?」など街頭応援についての質問がネット上に出回っている。

過去のワールドカップ(W杯)の時、ソウル光化門(クァンファムン)・市庁広場などで街頭応援を主催した大韓サッカー協会とサポーター集団「プルグンアンマ(赤い悪魔)」は今回のアジア大会に関連して街頭応援を開く計画がないと明らかにした。五輪とW杯サッカー競技は街頭応援を行うが、アジア大会はそれほどの波及力がないため関心が集まらないという理由だ。

プルグンアンマ関係者は「今までアジア大会の試合では街頭応援をしたことがない」とし「決勝が韓日戦に決まり大きな関心が集まっていることは知っているが、今になって街頭応援戦を準備するには現実的に時間が足りない」と話した。


韓日はこれまでアジア大会で7回対戦したことがある。相手戦績で6勝1敗で韓国が圧倒的優位を占めている。一番最近の試合は2014仁川(インチョン)アジア競技大会準々決勝だ。当時、韓国は張賢秀(チャン・ヒョンス)が決勝ゴールを決めて1対0で勝った。

歴史的に日本とライバル構図を形成してきた韓国代表チームは必勝の覚悟を固めている。代表チームのDFキム・ミンジェは「日本に負ければ飛行機から飛び降りるという冗談をみんなで言い合った」としながら「負けてはいけない相手」と強調した。今大会で9ゴールを決めた黄儀助(ファン・ウイジョ)は「今の戦力なら日本に十分勝つことができる」と自信を持った。

歴代Aマッチの相手戦績は41勝23敗14分けで、韓国は日本に唯一強いところを見せている。その上、客観的な戦力でも韓国が上回る。日本代表チームは21歳以下の選手で構成した。ワイルドカードを抽出することもなかった。優勝を狙うよりは2020東京オリンピック(五輪)を控えて経験を積むほうを選んだ。日本代表の森保一監督は開幕を控えて「選手たちの経験を積むためにベスト4まで進出できたらいいだろう」と話していた。

韓国選手は金メダルを首にかけてこそ兵役免除の恩恵を受けることができる。優勝さえすれば、軍問題のせいで年俸交渉等で不利だった孫興民(ソン・フンミン)、李承佑(イ・スンウ)、黄儀助など海外でプレーする選手の悩みが一度に解決される。特に、満26歳になった孫興民にとって、今回のアジア大会決勝は軍免除が受けられる事実上最後の機会だ。

孫興民は数回代表チームのユニホームを着て大会に出場したが、2015年のアジアサッカー連盟(AFC)のアジアカップ・オーストラリア大会は決勝で、2016年リオデジャネイロオリンピック(リオ五輪)は準々決勝で挫折した。2014ブラジルW杯と2018ロシアW杯ではグループリーグの壁を越えることができなかった。孫興民は29日ベトナムを破ったあと、「今まで悲しい姿をたくさんお見せしたが、ここまできて(金メダルを獲得)できなければバカだと思う」と話した。



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