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「ここが平昌五輪の会場?」厄介者になる競技場施設(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
江原道議会に提出された「江原道冬季スポーツ競技場運営管理条例一部改正条例案」の費用推計書を見ると、競技場3カ所の施設管理委託費用は年間40億ウォンに達する。スピードスケート競技場は13億8900万ウォン、ホッケーセンターは14億1600万ウォン、スライディングセンターは12億5200万ウォンが必要だ。江原道はこの管理費用の負担比率を国費75%、道費25%で分担するよう政府と国会に建議してきた。しかし政府は法的支援根拠がないという理由で難色を示している。

アルペンスキー場がある可里旺山(カリワンサン)の復元問題も事後活用案を見つけられずにいる。江原道は2021年の冬季アジア大会南北共同招致に向け2021年4月から復元作業を進めることを求めている。旌善郡は「山林として復元しても観光資源として活用できるようゴンドラなどの施設は残さなければならない」と要求している。しかし山林庁は当初計画通りに来年春から自然林復元を進める計画だ。

管理主体が決まった施設は多目的スポーツ施設などとして活用されている。江陵カーリングセンターの場合、11月の2018WCFアジア太平洋カーリング選手権大会をはじめとしてスポノミクス事業が終えられるまで維持した後、室内複合福祉スポーツ施設として活用される。フィギュア・ショートトラック競技場として使われた江陵アイスアリーナ競技場は室内複合文化スポーツ施設として活用する計画だ。


撤去を前提に建てられた地上4階規模の国際放送センター(IBC)は国家文献保存館として活用される。開閉会式が開かれたオリンピックプラザは5階規模の本館の一部を存続させ五輪記念館として活用することにした。江原道のパク・ヨンイル五輪施設課長は「管理主体が選定されていない施設は25億ウォンの予算を投じて契約職44人を置いて維持管理をしている実情。五輪施設の事後管理サービスを通じて活用案をまとめ、これを根拠に政府に運営費支援を要請する計画だ」と話した。



「ここが平昌五輪の会場?」厄介者になる競技場施設(1)


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