米女優ミーガン・フォックスが韓国映画『長沙里（チャンサリ）９．１５』（仮題）にキャスティングされたと製作会社テウォンエンターテインメントが明らかにした。

２４日、製作会社テウォンエンターテインメントは「ミーガン・フォックスが『実存人物であるマーガレット・ヒギンズに魅了され、他のスケジュールを調整してでも参加したい』という意向を明らかにした」として「数か月間調整の末に最近、合流を決めた」と伝えた。

ミーガン・フォックスは『長沙里９．１５』でニューヨークのヘラルド・トリビューン紙の従軍記者として朝鮮戦争（韓国戦争）の裏事情を世界に知らせ、国際社会に韓国への支援を呼びかけた伝説的な人物、マーガレット・ヒギンズに扮する。ミーガン・フォックスの撮影は今年１２月か、来年１月に行われる予定だ。


一方『長沙里９．１５』は朝鮮戦争当時、仁川（インチョン）上陸作戦の成功のために陽動作戦で行われた長沙洞撤収作戦を扱った映画だ。

長沙洞撤収作戦は、学徒兵で構成された７７２人が文山（ムンサン）号に乗って長沙里に上陸し、国道第７号線を封じ込めて朝鮮人民軍の補給路を遮断するのに成功してから撤収した作戦だ。

『友へチング』のクァク・ギョンテク監督と『戦火の中へ』のキム・テフン監督が共同で手掛け、俳優キム・ミョンミンが学徒兵を生かすために命がけで戦った実存人物である遊撃隊長イ・ミョンフム大尉役を演じる。『長沙里９．１５』は来年公開予定だ。