昨年11月、ベトナム・ダナンで開かれたアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議で文在寅大統領(右)と安倍晋三首相(左)が互いに反対方向を見ながら他の首脳と話を交わしている。(写真=韓経DB)
鞠重鎬著『流れの韓国 蓄積の日本』
著者はアベノミクスに批判的にアプローチしている。日本は失われた20年という表現を使っているが、経済成長率で見ると、「失われた時期」は今も続いているという。2013年2.6%だった日本の経済成長率は、2017年には1.6%にすぎなかった。著者は「株価と雇用率は上昇したが、成長率が高まったわけではない」とし「利率が低い状況での金融緩和は、実物投資増大でなく貨幣保有増加につながり、流動性のわなに陥りかねない」と警告する。
韓経:【BOOK】日本の「失われた20年」に似つつあるが…韓国Jノミクスはどこへ向かうのか(2)
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