韓国の男性アイドルグループ、２ＰＭのチャンソンとＶＩＸＸ（ヴィックス）のエンがミュージカル『ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ～お願い、誰か僕を助けて～』（『ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ』）の東京公演に出演する。

１６日、Ｋ－ミュージカル専門製作会社の（株）新＇ｓ　ＷＡＶＥは『ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ～お願い、誰か僕を助けて～』の日本公演の開幕を知らせると共に出演者を発表した。メインキャラクターの秘密を抱いた推理小説作家志望生「シンクレア・ゴードン」役には、２ＰＭのチャンソンとＶＩＸＸのエンが昨年に続き今年も出演を確定した。

ミュージカル『ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ～お願い、誰か僕を助けて～』は、生き残るために殺人を犯したある少年が、１０年後、罪悪感から再び殺人を犯して展開される事件を描いたミステリー心理スリラーミュージカルだ。２０１６年９月、京都での初演当時、密度あるストーリーで観客の絶賛を集めた。韓国の創作ミュージカルとしては異例的に大ヒットしたミュージカル『ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ～お願い、誰か僕を助けて』の公演が話題となっている中、豪華なキャストが発表され、さらに期待が高まっている。


「シンクレア・ゴードン」は解離性同一性障害で多重人格を持つ人物で、理性的なノネーム、暴力的なジミー、鋭敏なアン、子供の純粋さを持つウッディなど、人物の性格が大きく異なる役割だ。

最近放映終了したｔｖＮドラマ『キム秘書がなぜそうか』でワーカホリックのキャラクター、コ・グィナムを完ぺきに演じ、話題を集めた２ＰＭのチャンソンは、多数のミュージカルで安定した演技を披露し、俳優として認められてきた。今回の公演でも繊細な表現力と多彩な描写でゴードンを表現すると期待されている。前回の公演で複合的なキャラクターを写実的に表現し絶賛を受けたＶＩＸＸのエンは「必ず演じたいキャラクターだったので、再挑戦することにした」と述べ、作品に臨む覚悟を明らかにした。ｔｖＮドラマ『知り合いのワイフ』に出演中のＶＩＸＸのエンは、ドラマと舞台を行き来しながら活躍している中ミュージカル『ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ～お願い、誰か僕を助けて～』に再び参加するだけに、今回はどのようなゴードンを披露するのか注目されている。

ベストセラー『人形の死』を書いた推理小説作家「ユジン・キム」役はミュージカル俳優のイ・ソングンとラジュンが演じる。「ユジン・キム」は一度も退場せずに作品のストーリーをリードする人物。ミュージカル『狂炎ソナタ』、『マーダー・バラッド』でパワフルな歌唱力を披露した俳優、イ・ソングンと２００８年『キャッツ』の韓国公演でラム・タム・タガー役を演じて愛されたミュージカル俳優のラジュンが印象的な演技で作品の完成度を高める。

謎の事故で死亡した１８才の少女、「ジョアン」役は、優れた演技で日韓両国から愛されているミュージカル女優のキム・ジュヨンが演じる。完ぺきに日本公演に合わせたキャストで期待感が増しているミュージカル『ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ～お願い、誰か僕を助けて～』の日本公演は、１０月５日から１０月８日までヒューリックホール東京で公演される。