イランを訪問した李英浩(リ・ヨンホ)北朝鮮外相が「非核化は支持するが、核知識はあきらめない」と話した。ドナルド・トランプ政府で米朝間非核化交渉が開始して以来北朝鮮で核知識の維持を明らかにしたのは今回が初めてだ。
9日(現地時間)、イランの国営メディアPress TVなどによれば、李外相はこの日、イラン国会のアリー・ラーリージャーニー議長に会って米朝間非核化交渉について意見を交わした。
李外相はこの席で「われわれの主な目標である韓半島(朝鮮半島)の完全な非核化を実現するためには米国が自身の約束を守らなければならないが、(彼らが)そのようにすることを拒否している」と主張した。同時に、「われわれは米国と交渉でした約束を守るために非核化に同意したが、米国がわれわれに対する敵対をあきらめないことを分かっているため、核知識を保存する」と話した。
李外相が話した核知識(nuclear technology)が何かは正確に知られていない。ただし、非核化と核知識を区分することで米国がそもそも追求していたCVID(完全かつ検証可能で不可逆的な非核化)とは線を画す発言と解釈される。
これに先立ち、米メディアのVOXはマイク・ポンペオ国務長官が導く米国交渉チームが現段階ではCVIDの代わりに北朝鮮の核兵器の保有量を確認し、これを「6~8カ月以内に60~70%廃棄」することを目標としていると伝えたことがある。しかし、北朝鮮は先決条件として終戦宣言を要求し、これを拒否している。
今回の会合でラーリージャーニー議長は李外相に「イランは米国と何度も交渉した経験がある」として「交渉で米国が明確に合意した義務を一度も守ったことがない」と話した。同時に「米国は交渉をする時はあらゆる甘い言葉を動員して明るい未来を約束するが、実際に約束を行動に移さない」と付け加えた。
李外相も米国に対する警戒を緩めないと強調しながら「われわれの新しい政策である経済開発のために安保を確保しなければならず、この安保の一要素が南朝鮮との良い関係だ」と話した。引き続き「韓国と北朝鮮の関係を増進させるために両者に道路と鉄道がまもなくつながるだろう」と明らかにしたと、現地メディアを引用した聯合ニュースが伝えた。
李外相は先立ち、イランのハサン・ロウハーニー大統領に会って米国がイランの核合意(JCPOA)から脱退し、制裁を再び課したのは誤った動きだと批判したりもした。李外相は米国がイランに対する金融・経済制裁を回復・開始した初日である7日、テヘランを訪れて両国間友情と相互協力を確認した。
9日(現地時間)、イランの国営メディアPress TVなどによれば、李外相はこの日、イラン国会のアリー・ラーリージャーニー議長に会って米朝間非核化交渉について意見を交わした。
李外相はこの席で「われわれの主な目標である韓半島(朝鮮半島)の完全な非核化を実現するためには米国が自身の約束を守らなければならないが、(彼らが)そのようにすることを拒否している」と主張した。同時に、「われわれは米国と交渉でした約束を守るために非核化に同意したが、米国がわれわれに対する敵対をあきらめないことを分かっているため、核知識を保存する」と話した。
李外相が話した核知識(nuclear technology)が何かは正確に知られていない。ただし、非核化と核知識を区分することで米国がそもそも追求していたCVID(完全かつ検証可能で不可逆的な非核化)とは線を画す発言と解釈される。
これに先立ち、米メディアのVOXはマイク・ポンペオ国務長官が導く米国交渉チームが現段階ではCVIDの代わりに北朝鮮の核兵器の保有量を確認し、これを「6~8カ月以内に60~70%廃棄」することを目標としていると伝えたことがある。しかし、北朝鮮は先決条件として終戦宣言を要求し、これを拒否している。
今回の会合でラーリージャーニー議長は李外相に「イランは米国と何度も交渉した経験がある」として「交渉で米国が明確に合意した義務を一度も守ったことがない」と話した。同時に「米国は交渉をする時はあらゆる甘い言葉を動員して明るい未来を約束するが、実際に約束を行動に移さない」と付け加えた。
李外相も米国に対する警戒を緩めないと強調しながら「われわれの新しい政策である経済開発のために安保を確保しなければならず、この安保の一要素が南朝鮮との良い関係だ」と話した。引き続き「韓国と北朝鮮の関係を増進させるために両者に道路と鉄道がまもなくつながるだろう」と明らかにしたと、現地メディアを引用した聯合ニュースが伝えた。
李外相は先立ち、イランのハサン・ロウハーニー大統領に会って米国がイランの核合意(JCPOA)から脱退し、制裁を再び課したのは誤った動きだと批判したりもした。李外相は米国がイランに対する金融・経済制裁を回復・開始した初日である7日、テヘランを訪れて両国間友情と相互協力を確認した。
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