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【中央時評】速度の時代に文大統領が支持率を守る道(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
8月に入り、インターネットバンクの規制緩和など新しい政策を打ち出している文在寅(ムン・ジェイン)大統領に筆者が休暇期間に勧めたかった本が一冊あった。著者はニコラス・G・カー。題名は『ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること』。カーは草創期IT事業で成功した事業家だったが、次第にIT時代の問題に気づき、IT文化の伝導師に変身した作家だ。挑発的な題名のこの本で(本来の題名は『The Shallow』)、カーは「IT機器をたくさん使うほど人間の脳の短期記憶を掌握する神経細胞が活性化し、長期記憶を扱う神経は次第に非活性化する」という驚くべき事実を話している。単なる主張でなく、磁気共鳴画像の撮影を通じて明らかになった科学的事実という。

文大統領にとってカーのメッセージが重要な理由は、核心権力資源としての支持率は市民の短期記憶に大きく左右されるためだ。過去1年間、文大統領の支持率が神の領域と呼ばれる80%以上に留まっていた時は権力資源を管理する政治自体が不要だった。だが、最近、文大統領の支持率が60%前後に現実化し、支持率の運営は文大統領の成功に決定的な変数として浮上した。

具体的に言えば、文大統領の支持率の管理は長い目で革命を要求する革命的支持派と政府政策により左右される人生の現場の間でバランスを取る問題だ。革命派は数十年積もってきた積弊らと戦おうとする長期戦士らだ。一方、文大統領に対する実用的支持派は毎日の暮らしこそ正義だと信じる平凡な生活人だ。(1)革命派らの大統領支持が強烈な理念的確信によるといえば(2)実用派の支持は具体的な人生から発生する。したがって、実用派の大統領への支持率は4Gの速度で上がることも、下がることも可能だ。


先に革命派の大げさな論理からしばらく考えてみよう。革命派は、文大統領に過去10年、あるいはそれより長い期間の間韓国社会に積もってきた「積弊を明らかに清算」することを求める人々だ。言い換えれば、文在寅政府はろうそく革命によって始まった「革命政府」とし、そのため「財閥積弊」「不動産共和国」「惰性に陥った経済官僚ら」を清算しなければならない歴史的使命を持っているということだ。したがって、ただ「ろうそく市民を信じ、大胆な社会経済改革を果断性をもって推進」しなければならないということだ。



【中央時評】速度の時代に文大統領が支持率を守る道(2)


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