慰安婦被害者のうち1人である故金順徳(キム・スンドク)さんの生涯を描いた本『私の名前は“慰安婦”ではありません。私は金順徳です』が発刊される。
慰安婦被害者支援施設である「ナヌムの家」は8日「金順徳さんの被害事項と韓国内外の証言活動、金さんに関わったエピソードや思い出を綴った本の出版記念会を11日、『慰安婦の日』の行事とともに開く」と明らかにした。
故金順徳さんは、1937年17歳の年齢で看護師を募集するという話にだまされ、上海に連れていかれた後、慰安婦として苦痛を強いられたが、1940年南京で旧日本軍将校の助けで帰国した。そして1992年からナヌムの家で生活しながら慰安婦の実状を知らせたが、2004年6月に亡くなった。
特に、金さんは絵を通じて慰安婦被害の実状を知らせることに努力してきた。代表作である『咲ききれなかった花』は慰安婦問題を代表する絵として知られている。無表情な少女が咲ききれなかった花を眺めている姿は慰安婦の恨(ハン)と苦痛を象徴する。
ナヌムの家はその間、慰安婦被害者から集めた資料をまとめて毎年一冊ずつ本を出版する予定だ。今回の金順徳さんの本はまず500部を印刷して慰安婦の日(8月14日)の行事で参加者に無料で配布する予定だ。
慰安婦被害者支援施設である「ナヌムの家」は8日「金順徳さんの被害事項と韓国内外の証言活動、金さんに関わったエピソードや思い出を綴った本の出版記念会を11日、『慰安婦の日』の行事とともに開く」と明らかにした。
故金順徳さんは、1937年17歳の年齢で看護師を募集するという話にだまされ、上海に連れていかれた後、慰安婦として苦痛を強いられたが、1940年南京で旧日本軍将校の助けで帰国した。そして1992年からナヌムの家で生活しながら慰安婦の実状を知らせたが、2004年6月に亡くなった。
特に、金さんは絵を通じて慰安婦被害の実状を知らせることに努力してきた。代表作である『咲ききれなかった花』は慰安婦問題を代表する絵として知られている。無表情な少女が咲ききれなかった花を眺めている姿は慰安婦の恨(ハン)と苦痛を象徴する。
ナヌムの家はその間、慰安婦被害者から集めた資料をまとめて毎年一冊ずつ本を出版する予定だ。今回の金順徳さんの本はまず500部を印刷して慰安婦の日(8月14日)の行事で参加者に無料で配布する予定だ。
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