北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が日本人拉致問題の調査結果を日本に再び説明するよう指示したと、共同通信が12日報じた。
共同通信は12日、韓国人のチェ・ソンリョン拉致被害者家族会代表が入手した情報に基づいてこのように報じた。チェ氏は金正恩委員長のこうした指示の背景について「「日朝首脳会談を行うには拉致問題の解決が前提なので、金委員長がこうした指示を出したのではないか」と述べた。
北朝鮮は2014年に特別調査委員会を設置し、日本人拉致問題の再調査を約束したが、日朝関係の悪化で調査は中断した。北朝鮮は調査結果をすでに日本に非公式的に伝えたという立場だが、日本は説明を受けていないとして対立している状況だ。
一方、日本の与野党議員は日朝首脳会談の早期実現で拉致、核、ミサイルなど包括的な問題を解決しようという決議案を進めている。
安倍首相も先月18日、「金委員長には米朝首脳会談を実践した指導力がある。日朝でも新たなスタートを切り、拉致問題について互いの相互不信という殻を破って一歩踏み出したい」と発言した。
共同通信は12日、韓国人のチェ・ソンリョン拉致被害者家族会代表が入手した情報に基づいてこのように報じた。チェ氏は金正恩委員長のこうした指示の背景について「「日朝首脳会談を行うには拉致問題の解決が前提なので、金委員長がこうした指示を出したのではないか」と述べた。
北朝鮮は2014年に特別調査委員会を設置し、日本人拉致問題の再調査を約束したが、日朝関係の悪化で調査は中断した。北朝鮮は調査結果をすでに日本に非公式的に伝えたという立場だが、日本は説明を受けていないとして対立している状況だ。
一方、日本の与野党議員は日朝首脳会談の早期実現で拉致、核、ミサイルなど包括的な問題を解決しようという決議案を進めている。
安倍首相も先月18日、「金委員長には米朝首脳会談を実践した指導力がある。日朝でも新たなスタートを切り、拉致問題について互いの相互不信という殻を破って一歩踏み出したい」と発言した。
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