米朝首脳会談の後続措置を協議するため2日間の日程で平壌(ピョンヤン)を訪問したポンペオ米国務長官が、「北朝鮮非核化のタイムラインを設定するに当たり進展を得られた」と明らかにした。
ポンペオ長官は7日午後、訪朝日程を終え東京に出発する前に記者らに「北朝鮮の核ミサイル施設の非核化とタイムラインを議論するのに多くの時間を割いた」としてこのように話した。
彼は北朝鮮との交渉が「非常に生産的だった。複雑な課題ではあるが、議論のすべての要素でわれわれは進展を得られたと考える」との見方を示した。
ポンペオ長官は非核化ロードマップ導出しについてこれ以上具体的な言及はしなかった。
ただ米朝が非核化先制措置として合意した米兵遺骨返還、北朝鮮のミサイルエンジン実験場閉鎖などを議論するための後続実務会談を近く開くことで合意したという。
特に米国防総省チームが遺骨送還問題を話し合うため12日ごろに北朝鮮側関係者らと南北境界の板門店(パンムンジョム)で会うだろうとした。
この日午後に予想されていた金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長とポンペオ長官の面談は実現しなかったという。
このため、非核化ロードマップを導出するロードマップになるものと期待を集めた今回の会談は、一定部分で進展を得られたが、核心争点をめぐっては依然として難航しているのではないかとの見方が出ている。
前日に平壌に到着したポンペオ長官は金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党中央委員会副委員長と会い3時間にわたり非核化後続措置を議論した。
続けてこの日午前9時から午後3時まで交渉を再開した。
この過程で金副委員長が「明確にすべきことがある」と話したことに対し、ポンペオ長官が「私もやはり明確にすべきことがある」と答えるなど、激しい神経戦を演出したりもした。
米国務省のナウアート報道官は記者らに「米朝が非核化検証など核心事案を話し合う作業部会を構成することにした」と明らかにし、手続き的な部分でも進展があったことを示唆した。
米CBSは作業部会にアレックス・ウォン米国務省東アジア太平洋副次官補、ベン・パーサー国際安保非拡散担当副次官補、マーク・ランバート対北朝鮮政策特別代表の3人の国務省高官が参加すると報道した。
だが今回の会談の主要議題だった非核化に対する定義と、非核化をいつ、どのように、どのような段階で進めていくのかなどの非核化ロードマップに対する議論は容易でなかったとの分析も出ている。
ナウアート報道官は「北朝鮮の完全な非核化、体制安全保障、米兵遺骨送還という3つの目標に対しポンペオ長官はとても確固としている。完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)に対するわれわれの立場も変わっていない」と強調した。
一方、2日間の訪朝日程を終えたポンペオ長官はこの日午後4時26分ごろに平壌を出発し東京に向かった。
彼は東京で1泊した後、8日に韓日米外相会談に参加して訪朝成果を説明し、後続手続きなどを話し合う。
したがって今回の訪朝成果に対しては8日の韓日米外相会談後に具体的な内容が公開されるものとみられる。
ポンペオ長官は7日午後、訪朝日程を終え東京に出発する前に記者らに「北朝鮮の核ミサイル施設の非核化とタイムラインを議論するのに多くの時間を割いた」としてこのように話した。
彼は北朝鮮との交渉が「非常に生産的だった。複雑な課題ではあるが、議論のすべての要素でわれわれは進展を得られたと考える」との見方を示した。
ポンペオ長官は非核化ロードマップ導出しについてこれ以上具体的な言及はしなかった。
ただ米朝が非核化先制措置として合意した米兵遺骨返還、北朝鮮のミサイルエンジン実験場閉鎖などを議論するための後続実務会談を近く開くことで合意したという。
特に米国防総省チームが遺骨送還問題を話し合うため12日ごろに北朝鮮側関係者らと南北境界の板門店(パンムンジョム)で会うだろうとした。
この日午後に予想されていた金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長とポンペオ長官の面談は実現しなかったという。
このため、非核化ロードマップを導出するロードマップになるものと期待を集めた今回の会談は、一定部分で進展を得られたが、核心争点をめぐっては依然として難航しているのではないかとの見方が出ている。
前日に平壌に到着したポンペオ長官は金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党中央委員会副委員長と会い3時間にわたり非核化後続措置を議論した。
続けてこの日午前9時から午後3時まで交渉を再開した。
この過程で金副委員長が「明確にすべきことがある」と話したことに対し、ポンペオ長官が「私もやはり明確にすべきことがある」と答えるなど、激しい神経戦を演出したりもした。
米国務省のナウアート報道官は記者らに「米朝が非核化検証など核心事案を話し合う作業部会を構成することにした」と明らかにし、手続き的な部分でも進展があったことを示唆した。
米CBSは作業部会にアレックス・ウォン米国務省東アジア太平洋副次官補、ベン・パーサー国際安保非拡散担当副次官補、マーク・ランバート対北朝鮮政策特別代表の3人の国務省高官が参加すると報道した。
だが今回の会談の主要議題だった非核化に対する定義と、非核化をいつ、どのように、どのような段階で進めていくのかなどの非核化ロードマップに対する議論は容易でなかったとの分析も出ている。
ナウアート報道官は「北朝鮮の完全な非核化、体制安全保障、米兵遺骨送還という3つの目標に対しポンペオ長官はとても確固としている。完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)に対するわれわれの立場も変わっていない」と強調した。
一方、2日間の訪朝日程を終えたポンペオ長官はこの日午後4時26分ごろに平壌を出発し東京に向かった。
彼は東京で1泊した後、8日に韓日米外相会談に参加して訪朝成果を説明し、後続手続きなどを話し合う。
したがって今回の訪朝成果に対しては8日の韓日米外相会談後に具体的な内容が公開されるものとみられる。
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