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<W杯>「無表情なキラー」ドイツ、韓国戦で大量得点狙う

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2014年7月9日、ワールドカップ(W杯)準決勝でドイツはブラジルに7-1で大勝した。前半23分から6分間に猛攻を続けて4得点した。ドイツ日刊紙「ディ・ヴェルト」は「ドイツが解剖用メスのようにパスを回しながらブラジルの肉をえぐり取った」と表現した。

当時、ドイツのヨアヒム・レーヴ監督と選手はあたかもサイボーグのように冷静だった。W杯準決勝で連続ゴールを決めても大喜びしなかった。終了直前にオスカルにゴールを決められた後、同点ゴールを許したかのように反省するようだった。試合が始まった時も7-0でリードしている時も、競技に臨む姿勢は変わらなかった。

4年が経過した今、「ディフェンディングチャンピオン」ドイツは2018ロシアW杯の序盤につまずいた。グループリーグ第1戦でメキシコに0-1で敗れ、一撃を食らった。


トルコ系移民2世のメスト・エジル(アーセナル)とイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)が先月、トルコのエルドアン大統領と記念写真をして政治的な論議を呼び、ファンの激しい反発は競技力にまで影響を及ぼした。「2014年W杯優勝メンバー」と「2017年コンフェデレーションズカップ優勝メンバー」の間で内紛が生じたというドイツメディアの報道もあった。

ドイツは24日、スウェーデンとの第2戦で2-1と逆転勝ちした。後半ロスタイムにトニ・クロース(レアル・マドリード)のFKゴールで劇的に勝利し、冷静さを取り戻した姿だ。4年前の「無表情なキラー」ドイツに戻っている。

ドイツのレーヴ監督は24日、国際サッカー連盟に休養日と通知した後、秘密の練習をした。中央DFジェロム・ボアテング(バイエルン・ミュンヘン)が警告累積で欠場するが、マッツ・フンメルス(バイエルン・ミュンヘン)は首のけがが回復して26日の練習に参加した。守備型MFセバスティアン・ルディ(バイエルン・ミュンヘン)は鼻骨が折れて手術をしたが、マスクをして出場する可能性もある。

現在、ドイツはスウェーデンと並んで1勝1敗(勝ち点3、得失点0)だ。1位のメキシコ(2勝、勝ち点6)に次ぐ2位であり、決勝トーナメント(16強)進出できるかどうかは確実でない。

マルコ・ロイス(ドルトムント)は25日の記者会見で「韓国は我々を疲れさせて勝とうとしているが、そうはならないだろう。1-0以上の結果を出す」と話した。場合の数を考えなければいけないだけに韓国戦では多得点勝利を狙うということだ。



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