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<W杯>「78日のマジック」日本、「アジアサッカー史」築く

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
サッカー日本代表が「マジック」を見せている。

日本は25日午前(日本時間)、ロシアのエカテリンブルク・アリーナで2018ロシアワールドカップ(W杯)第2戦を行い、セネガルと2-2で引き分けた。今回の引き分けで決勝トーナメント(16強)進出の可能性が高まった。第1戦でコロンビアに2-1で勝利した日本は1勝1分けでH組1位。

日本がロシアW杯でこのように善戦するとは誰も予想できなかった。W杯の2カ月前に監督が交代し、チームが混乱していたからだ。日本は4月9日、W杯本大会進出を果たしたヴァヒド・ハリルホジッチ監督を解任し、西野朗技術委員長の監督就任を公式発表した。これに対しては否定的な見方が多かった。「恥はかきたくない」という心情でロシアに来た。


ふたを開けてみると予想とは違う結果だった。南米の強豪コロンビアを破って波乱を起こすと、セネガルとも互角に戦って引き分けた。西野監督の就任からセネガル戦までわずか「78日」だ。この短い期間を考えると大変な成果だ。

「78日のマジック」はハリルホジッチ監督に背を向けられた日本サッカースターの力から生まれた。ハリルホジッチ監督は本田圭佑(パチューカ)、香川真司(ドルトムント)など従来のスター選手と対立し、メンバーからも除いた。日本の精神的な柱となる選手を外したことで監督と選手団全体の不和が生じて、結局、解任という結末につながった。

西野監督は違った。従来のスター選手たちを信頼し、重用した。そして選手たちは西野監督の信頼に競技力で応えた。香川と本田はコロンビア戦で勝利を合作した。香川はコロンビア戦で先制ゴールを決め、本田は大迫勇也(ケルン)の決勝ゴールをアシストした。本田はセネガル戦でも2-2の同点に追いつくゴールを決めた。

アジアからは日本・韓国・サウジアラビア・豪州・イランの5チームがロシアW杯に出場した。このうちグループリーグで敗戦がない唯一のチームが日本であり、組1位の唯一のチームも日本だ。

アジア初の記録にも挑戦している。まずコロンビア戦の勝利で、日本はW杯でアジアチームのうち初めて南米チームに勝利した。そしてアジアで初めて「3回目」のW杯グループリーグ通過が有力視される状況だ。これまでアジアでW杯グループリーグを通過した国は4チーム。最初は1966年イングランドW杯に出場した北朝鮮だった。北朝鮮はソ連に0-3で敗れた後、チリと1-1で引き分け、第3戦で「巨艦」イタリアを1-0で破って第2ラウンドの8強に進出した。

次は1994年の米国W杯に出場したサウジアラビアだ。サウジアラビアはW杯初出場で決勝トーナメント進出という波乱を起こした。サウジアラビアは2勝1敗で16強入りした。

2002韓日W杯では韓国と日本が並んでグループリーグを通過し、2010南アフリカW杯でも韓国と日本が16強入りした。2006年ドイツW杯では豪州が16強入りしたが、当時、豪州はアジアサッカー連盟(AFC)所属ではなかった。

日本の第3戦の相手はポーランドだ。ポーランドはFIFAランキング8位で、H組トップシードの国。しかしポーランドは第1戦でセネガルに1-2で敗れ、第2戦でコロンビアに0-3で大敗した。早くもグループリーグ敗退が決まり、モチベーションを失っている。日本がアジアで初めて3度目のグループリーグ通過を達成する絶好の機会だ。



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