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<W杯>アジアチームの善戦が「唯一不振」の韓国を刺激

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
2018ロシアワールドカップ(W杯)でアジアチームの「善戦」が続いている。アジアはロシアW杯に5チームが出場した。韓国・日本・豪州・イラン・サウジアラビアだ。

開幕戦でサウジアラビアがロシアに0-5で敗れた時までアジアは冷やかしの対象だった。アジアサッカーは世界のレベルに達していないという声も聞こえた。しかしその後から流れが完全に変わった。

B組でイランが第1戦でモロッコに1-0で勝利した。続いてC組では豪州がフランスに1-2で敗れたものの対等な試合をした。H組の日本は南米の強豪コロンビアを2-1で破った。


第2戦でもアジアの善戦は続いた。第1戦で惨敗したサウジアラビアはウルグアイを相手に健闘し、惜しくも0-1で敗れた。イランはスペインに0-1で敗れたものの、世界最強の攻撃力を誇る無敵艦隊を慌てさせた。

アジアチームのうち「唯一」力を発揮できていないチームが韓国だ。韓国はF組第1戦でスウェーデンに0-1で敗れた。他のアジアチームが見せた闘魂、粘り強さ、そして情熱が見られなかった。誰も韓国の敗北を「美しい敗戦」とは表現しなかった。

韓国は反転を狙っている。アジアチームの善戦の流れに加わろうとすべてを賭けている。韓国の第2戦の相手は24日に対戦するメキシコだ。世界最強のドイツを破った話題のチームだが、韓国は決して引かない考えだ。

20日にサンクトペテルブルクのスパルタクスタジアムで会った韓国代表のMF鄭又栄(チョン・ウヨン、ヴィッセル神戸)は「イランと日本、アジアのチームが勝利した。私たちがアジアで対戦した時はライバルであり絶対に負けられないチームだが、W杯という舞台ではアジアチームが善戦して頑張ってくれればいい」と話した。

アジアチームの善戦は韓国に「刺激」を与えている。鄭又栄は「アジアチームの勝利は私たちにも多くの刺激になっている。韓国もできるという考えを抱かせてくれる」と強調した。

刺激を受けた韓国はメキシコ戦で必ず見せなければいけない。多くの人々がメキシコの勝利を予想しているが、鄭又栄は「客観的な評価を覆す結果を出すべきだと思っている。相手は強いので、客観的に個人の力の差があるので、などと考えるよりも、相手の強みをどう封じるかを考えなければいけない」と語った。続いて「外から見ると根拠のない自信と言われるかもしれないが、そのような自信もなければW杯という舞台で生き残ることはできない。韓国の選手たちは必死に準備し、一日も休まず頑張ってきた。そのように自信を築いている」と強調した。



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